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マンフロット、一眼を載せて片手持ち動画撮影できるカメラケージ

 マンフロットは、デジタル一眼カメラやミラーレス一眼を取り付け、片手で手持ちによる動画撮影が行なえるアクセサリ「カメラケージ」を2月1日より発売する。カメラボディのサイズに合わせた3種類で、価格はSサイズ(MVCCS)とMサイズ(MVCCM)が55,000円、Lサイズ(MVCCL)が75,000円。

カメラケージS(MVCCS)。ソニーα7Rを装着したところ
Mサイズ(MVCCM)

 デジタル一眼カメラやミラーレス一眼を装着し、木製ハンドルを片手で握って手持ち動画撮影を可能にするアクセサリ。「カメラボディを直接持って撮るのに比べ、片手で安定した撮影が可能になる」としている。マンフロットが属するVitecグループ傘下の米Wooden Cameraと共同開発した。

 搭載可能なカメラの高さは、Sサイズが最大で約10cm、Mサイズが約13.5cm、Lサイズが約18cm。マンフロットで使用できることを確認したカメラは、Sサイズがソニーα7シリーズ、キヤノンEOS 8000D、ニコンD7200、パナソニックGH5、オリンパスE-M1 Mark IIなど。MサイズがキヤノンEOS 5D Mark IVやニコンD850など。LサイズがキヤノンEOS-1D X Mark IIやニコンD5、バッテリグリップ付きのαシリーズカメラなど。対応機種の詳細は各製品ページを参照のこと。

利用イメージ

 カメラのグリップ側(右手側)が開いており、カメラケージを付けたままで各種操作が行なえる。左手側の垂直ロッドには、カメラからHDMIケーブルなどが抜け落ちないようにケーブルクランプを備える。ケージの高さはカメラボディのサイズに合わせて調節でき、木製ハンドルの向きも変えられる。

ファインダー側から見たところ

 各部に1/4インチ径のネジ穴を設け、各種アクセサリを取り付けられる。トッププレート部に3/8インチ径のネジ穴を備え、マンフロットのアクセサリ「フリクションアーム」(244MICRO-AR)などを取り付けられる。

 ハンドルマウント部にはコールドシューを備え、別売の小型液晶モニターやLEDライトなどを搭載可能。15mm径ロッド用クランプも備える。また、カメラケージを三脚雲台に取り付けるためのクイックリリースクランプが付属する。

Sサイズ(MVCCS)にマイクやフリクションアーム、15mm径ロッドなど、別売アクセサリを取り付けた例

 Lサイズは下部に15mm径ロッドを2本装着できるクランプを備え、別売の「フォローフォーカス」(MVA511F)や「レンズサポート」(MVA514W)と組み合わせて、より高度な動画撮影を可能にする。S/Mサイズは、オプションの「15mmベースプレート」(MVCCBP/35,000円)を下部に取り付けると、同様に15mm径ロッドを装着できる。

Lサイズ(MVCCL)は下部に15mm径ロッドを2本装着できる

 外形寸法/重量は、Sサイズが11.4×15.2×21.6cm(幅×奥行き×高さ)/450g、Mサイズが11.4×15.2×24.1cm(同)/520g、Lサイズが11.4×15.2×29.2cm(同)/590g。