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SHANLING、12ドライバー4wayハイブリッドイヤフォン「Majestic」。約23万円
2024年4月26日 16:00
MUSINは、中国のSHANLING社より、チューニングスイッチを備えた、12ドライバー4wayハイブリッドイヤフォン「Majestic」を発売した。MUSINダイレクトショップ独占販売で、直販価格は231,000円。
ドライバー構成は、低域の対向配置型10mmダイナミックドライバー×2基、中域のカスタマイズドBAドライバー×2基、中高域のカスタマイズドBAドライバー×2基、高域のカスタマイズドBAドライバー×2基、超高域の静電型クワッド(4基)が×1基。
これらのドライバーが手作業で精巧に仕上げたアコースティックチューブと、制振性に長けたチャンバーにより、周波数帯域がバランスを損なわずにコントロールされているため、それぞれの帯域の響きをクリアに感じることができるという。
直径10mmのリキッドシリコン製ダイナミックドライバーを2基搭載し、対向配置型デュアルダイナミック構造を採用した低域ユニットは、明瞭度とサウンドレスポンスに優れ、深みのあるソリッドな低域を表現するという。
中音域、中高域、高域ユニットはSHANLINGの専任エンジニアによってカスタマイズされたBAドライバーを採用している。中・中高域は、繊細さに長けたサウンドクオリティを実現し、ボーカル表現は華やかでありながら、息遣いや囁きなど細かな歌唱表現も再現するという。また高域は、十分な倍音表現を叶えながらも、刺激感のない整ったサウンドクオリティを実現しているとのこと。
4基の静電型ツイーターを採用したことで、70kHzまで超高域を拡張。「あらゆる種類の楽器の高周波成分を体感することができ、広帯域の高品位なサウンドを体感できるだけではなく、楽曲規模での壮大さを再現することができる」という。
筐体には、エレガントで風格のあるデザインのためにイエローカラーの黄花梨木が使われており、「国の伝統的な木材の美しさを存分にボディに表現し、華やかな金メッキのアートは伝統的な中国のスタイルを採用し、ユニークなエレガンスを表現している」という。
N52ネオジム磁石を搭載しており、優れたエネルギー変換性能を有すという。また、内部の磁気コアと、外部磁気回路の設計により大きな磁束密度を確保し、真鍮製のキャビティにより磁気漏れを大幅に低減し、同時に力強いサウンドを実現したとのこと。さらに、日本DAIKOKU製0.035mm大口径ブラックボイスコイルとN48高効率磁気回路システムを採用し、高速で繊細なトランジェントレスポンスを実現したという。
ユーザーにて調整可能なチューニングデュアルスイッチを採用しており、静電型ユニットのオン/オフもコントロールができ、4種のサウンドパターンへ変更することができるため、異なるサウンドを使い分けることが可能。
感度は105±3dB。インピーダンスは18Ωで、再生周波数帯域は9Hz～70kHz。ケーブルは8本18芯単結晶銅銀メッキケーブルを採用し、長さは1.3m。重量はイヤフォン単体で7.5g。