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ONIX、ブリティッシュサウンドのポータブルDACアンプ

「Mystic XP1」

MUSINは、ONIXブランドより、ブリティッシュサウンドチューニングを採用したというハイエンドポータブルDACアンプ「Mystic XP1」を、5月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は227,700円前後。予約は26日11時から受付を開始している。

同モデルは4月27日に行なわれる「春のヘッドフォン祭 2024」のMUSINブース(会場:501S)に展示され、試聴・体験ができる。

AKMのデジタル・アナログセパレートソリューションDACシステムをベースに、「ONIXブランドに相応しい高品位のサウンドを追求」し、「AK4499EX×2 + AK4191EQ×1」のフルバランス構成を採用した。

後段の増幅部には「TPA6120A2」をベースとしたアンプ回路を搭載。フラッグシップデバイスに相応しく、フルサイズのヘッドフォンのパフォーマンスを発揮できるよう最適化・調整されている。「ブリティッシュサウンドには不可欠な、サウンドレイヤーの再現性の高さと、鮮やかでありながらも滑らかで繊細なサウンドを追求している」とのこと。

ONIX自社開発の“Brighton”アーキテクチャも採用した。DAC回路とアンプ回路の楔として、最高のパフォーマンスを確保しており、ONIXブランドに相応しい、リアリティあふれるブリティッシュサウンドを実現しているという。

同軸/光デジタルの複合入力端子やXMOS「XU316」を採用したHi-FiグレードのUSB-C入力、Bluetooth 5.0レシーバーモード、最大2TBまでサポートするmicroSDカードのローカル再生機能を備え、あらゆるシーンでハイエンドDACアンプ、プレーヤーとして運用できる。ピュアアンプモード用の3.5mmアナログ入力も備える。Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC。

対応サンプリングレートは最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD 512。同軸/光デジタル入力時は最大192kHz/24bitのPCM。

出力は3.5mmシングルエンド、6.35mmシングルエンドと4.4mmバランス。4.4mmバランスのプリアウトも備える。出力モードはイヤフォンモード、ヘッドフォンモードの2種類で、ゲインは3段階。最大出力レベルは8.7V@32Ω(2,360mW@32Ω)

筐体はブランドの原点となる、CNC切削加工されたスクエアデザインと、金メッキボリュームホイールを備えたユニボディデザイン。ヴィンテージスタイルのドットマトリックス有機ELディスプレイも備えている。

7,000mAhのバッテリーを内蔵しており、連続再生時間は最大10時間。外形寸法は160×92×30mm、重さは583g。DC電源にも対応する。

発売を記念し、4月26日~5月19日までの間、フジヤエービックで買い取りを成約した人を対象にMystic XP1が30,000円引きになる「ONIX買い替えキャンペーン」も実施する。