DXアンテナ、実売1万円の薄型地デジチューナ

-S端子装備やEPG機能強化。従来モデルも併売


5月下旬発売

標準価格:オープンプライス

  DXアンテナ株式会社は、低価格な単体地上デジタルチューナの新モデル「DIR810」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後の見込み。

 同社は4月に、同じく実売1万円前後の地デジチューナ「DIR710」を発売しているが、「DIR810」はスリムなブラックカラーの筐体を採用し、デザイン性を重視したのが特徴。ACアダプタ式にすることで、薄型化を実現した。外形寸法は180×138×30mm(幅×奥行き×高さ)。重量は462g。

 また、機能面にも違いがあり、「DIR710」はEPG表示が1日分だったが、810では3日分の検索が可能になった。端子面でも710には無いS映像出力が付いており、具体的にはS映像、コンポジット、アナログ音声出力を各1系統備えている。なお、710と810は併売される。

 4:3のテレビに接続し、上下や周囲に黒帯が出る場合に、画面を拡大表示する機能も用意。付属のリモコンは主要各社のテレビの基本操作も可能で、チャンネル切り替えや音量操作などに対応する。なお、データ放送、双方向サービスには非対応。



(2009年 5月 11日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]