ピクセラ、業界最小で実売1万円の地デジチューナ

-CDケース並。コンポジット出力のみ


PRD-BT100-P00

6月上旬発売

標準価格:オープンプライス

 株式会社ピクセラは、民生向けAVブランド「PRODIA」(プロディア)シリーズの新モデルとして、低価格でコンパクトな単体地上デジタルチューナ「PRD-BT100-P00」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9,800円前後の見込み。

 2007年に発売した「PIX-XT030-P00」の後継モデル。コスト面の全面的な見直しを行ない、発売開始当初直販20,800円だった前モデルと比べ、実売9,800円前後と低価格化を実現した。「今までのアナログテレビで地デジを視聴したい」というニーズに対応したモデルと位置付けられており、映像出力はコンポジットのみ。ハイビジョンでの視聴はできない。

CDケースとの比較

 さらに、業界最小というコンパクトさも特徴。外形寸法は127×105.5×35.8mm(幅×奥行き×薄さ)と、CDケースよりも若干小さい底面積を実現している。重量は180g。

 チューナは地デジを1基搭載。出力端子はコンポジットとアナログステレオ音声を各1系統備える。EPG、字幕放送、文字スーパーの表示に対応。EPGは最大5局、4時間分を一度に表示でき、8日分の情報が利用可能。文字の拡大縮小も可能なほか、視聴予約機能も備えている。なお、緊急警戒放送にも対応しているが、データ放送や双方向サービスには対応していない。

 リモコンも付属。チューナだけでなく、主要テレビメーカー17社のテレビ操作にも対応可能。電源はACアダプタを使用。消費電力は5W。


(2009年 5月 12日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]