マウスコンピュータがiriverを吸収合併

-「市場環境は今後も厳しい」


5月14日発表


 株式会社MCJは14日、同社完全子会社である株式会社マウスコンピューターと株式会社iriver Japanを、マウスコンピューターを存続会社として合併すると発表した。合併予定日は7月1日。

 iriver japanは、2006年10月にMCJの子会社となり、デジタルオーディオプレーヤーや、ポータブルデバイスなどの事業拡大に取り組んできた。しかし、「日本国内における市場成熟が著しく、今後も厳しい競争環境が続く」として、マウスコンピューターに吸収合併することとした。

 合併により、隣接業態であるPCや液晶ディスプレイ製造/販売事業と、デジタルオーディオ、ポータブルデバイス販売を統合し、重複機能の効率化や相乗的な営業、マーケティングによる販売体制強化を目指す。合併後もiriver製品は継続販売するとしている。


(2009年 5月 15日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]