RIAJ、2009年4月のレコード生産実績を発表

-音楽ソフトは数量/金額ともに20%以上の減少


5月21日発表

 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は21日、2009年4月度のレコード生産実績を発表した。

 音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比78%の1,744万枚・巻、金額は同80%の204億円で、対前年で比べると数量・金額ともに大幅な減少となった。

 同統計は、協会員48社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比83%の369万2,000枚、12cm CDアルバムは同68%の975万9,000枚、アナログディスクが1万4,000枚(同42%)で、カセットテープは26万5,000巻(同79%)となっている。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比105%の4万枚。「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比122%の364万7,000枚。

【2009年4月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計3,69227%83%3,03119%97%
12cm CDアルバム計9,75971%68%12,72579%73%
アナログディスク計140%42%200%40%
カセットテープ計2652%79%2261%84%
その他400%105%861%118%
合計13,770100%72%16,088100%77%

【2009年4月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD3,647100%122%4,22898%96%
テープ・LD、その他180%528%652%842%
合計3,665100%123%4,293100%97%


(2009年 5月 21日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]