オリンパス、WMA/MP3/WMV再生可能なボイスレコーダー

－4GB/2GB内蔵の2製品。音楽プレーヤー非搭載1GBモデルも

「V-72」。3色のカラバリを用意

6月12日発売

標準価格：オープンプライス

　オリンパスイメージング株式会社は、ボイスレコーダ「Voice-Trek(ボイストレック) Vシリーズ」の新モデルとして、音楽プレーヤー機能を搭載し、メモリ4GBを内蔵した「V-72」と2GB内蔵の「V-62」を6月12日より発売する。

　価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はV-72が15,000円前後、V-62が1万円前後の見込み。女性ユーザーを意識したというカラーバリエーションをラインナップ。V-72がホワイト、レッド、バイオレットの3色、V-62がピンク、シルバーの2色を用意する。

　また、音楽プレーヤー機能を省いたメモリ1GBのエントリーモデル「V-22」も同日に発売。こちらもオープンプライスで、店頭予想価格は8,000円前後の見込み。

■ V-72/V-62

「V-62」。2色のカラバリを用意

　WMA形式での録音が可能なボイスレコーダ2モデル。メモリ容量とカラーリング以外は共通仕様となっている。本体にマイクを内蔵。録音モードはステレオXQ/HQ/SP、モノラルHQ/SP/LPの計6種類を用意。録音時間はステレオXQモードでV-72が約69時間30分、V-62が約34時間30分。

　音楽プレーヤー機能を搭載したことが特徴。再生フォーマットはWMA/MP3に加え、WMV(16bit/44.1kHz)にも対応する。本体に搭載する108×84ドットの液晶ディスプレイにアーティスト名/曲名/アルバム名を一緒に表示可能。SRS WOW XTや、4種類のイコライザも搭載する。

USB端子は本体にスライド収納式

　本体にUSB端子を収納。側面にあるレバーをスライドさせることで、USB端子が引き出される。USBマスストレージクラスに対応し、録音ファイルの転送のほか、音楽ファイルもドラッグ&ドロップで転送できる。

　必要なボタンなどを前面に配置するなど、携帯電話感覚で直感操作が可能なデザインを採用。音声に反応して録音を開始/停止を行なう「音声起動録音(VCVA)」機能や、0.5倍～2倍までの10段階の早聞き/遅聞き機能を搭載。

　また、ボタンひとつで指定した秒数の巻き戻し/早送りができる「逆スキップ/スキップ」機能や、ノイズキャンセル機能、ローカットフィルターなども利用可能。

　本体に最大出力は60mWの16mm径モノラルスピーカーを内蔵。またステレオミニのヘッドフォン端子やマイク入力を備える。

　電源は単4電池1本。ニッケル水素電池を使用した時のみ、USB経由で充電できる「本体内充電機能」を搭載。最大録音時間はアルカリ電池/ニッケル水素使用時ともに約21時間(モノラルLP)。音楽プレーヤーでの最大再生時間はアルカリが約26時間(WMA)、ニッケル水素が約22時間(WMA)。

　外形寸法は94.8×38×11mm(縦×横×厚み)、電池を含む重量は46g。ステレオイヤフォンやソフトケース、ニッケル水素電池1本などが付属する。

■ V-22

V-22

　WMA形式での録音/再生が可能なメモリ1GBのボイスレコーダ。音楽プレーヤー機能は非搭載で、それ以外の基本仕様はV-72/62と共通。本体にステレオマイクを内蔵。録音モードはV-72/62と共通で、ステレオXQモード時の録音時間は約17時間20分。

（2009年 6月 3日）