SCE、PSP用管理/転送ソフト「Media Go」をアップデート
-機能の強化や11月発売のPSP Go対応など
10月1日発表
「Media Go」 |
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は1日、プレイステーション・ポータブル(PSP)向けの音楽/映像管理転送ソフト「Media Go」のアップデータを公開した。
最新バージョン1.2にアップデートすることにより、CDリッピング機能を強化し、互換性に関する一部問題を解決。また、ツールメニューに「アルバムアートワークの取得」および「不明なプロパティの取得」オプションが追加される。
さらに、11月発売の「PSP go」に対応することも特徴。そのほかの改善点や機能追加などは、下記の通り。
- ソフトウェアバージョン6.10以上がインストールされているPSPでは、Media Go のミュージックプレイリストが利用可能
- PSPソフトウェアバージョン6.10以上で、オプションの「SensMe Channels」アプリケーションがインストールされている場合、Media Goの「SensMe データ」が利用可能
- Media Go内のゲームを有効期限別に表示可能。すべてのゲームの有効期限情報をライブラリの中で簡単に確認できる
- ライブラリウィンドウのフォトセクションで、「左に回転」または「右に回転」ボタンを使って個々の画像または複数の画像を回転可能
- デバイスの概要ウィンドウでは、接続されているPSPに関する詳しい情報や特定の画像が表示される
- Media Go内の「PlayStation Store」では、ビデオゲームのプレビュー映像やゲームのスクリーンショットギャラリーなどがある場合、表示される
- サムネイル生成時には、残りのサムネイル数がライブラリの概要ウィンドウのステータスフィールドと、ナビゲーションウィンドウのツールヒントとして表示される
- 検索ボックスにすばやく移動できる新しいキーボードショートカット(Ctrl+E)を追加
- 各ボタンのキーボードショートカットがある場合は、ツールヒントとして表示される
- デバイスへのファイル転送準備のバッググラウンド処理中のパフォーマンスを向上
- 「ライブラリフォルダの詳細設定」ダイアログボックスで、インポートしたビデオに加えてゲームやセーブデータ用のフォルダの指定が可能
- 問題やエラー発生時に対応できる高度なトラブルシューティング機能を搭載。問題のある設定を変更することによってデータを修復したり、問題のあるファイルを特定することが可能
- 「ファイルの削除」オプションを使って、Media Goライブラリから選択した項目を削除したり、コンピュータから削除したり、不明なファイルの参照先を Media Goライブラリから削除したりすることが可能
- WMAファイルに SensMeデータを追加
- Windows Media フォーマットのファイル(WMA/ASF/WMV)の埋め込みサムネイルを読み込むことが可能
- 複数の曲やアルバム アートメタデータのMP3ファイルへの書き込み機能を強化。ほかのアプリケーションで問題なくデータを読み込むことが可能
(2009年 10月 5日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]