JVA、2009年8月のビデオソフト売上速報を発表

　社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は6日、2009年8月度のビデオソフト売上速報を発表した。

　ソフト全体の売上金額は、前年同月比82.4%の172億2,000万円で、'09年では5月に次いで、2番目に低い実績を記録した。売上本数は、同87.1%の578万8,000本/枚。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比253.7%の19億7,600万円で、'08年12月に次いで、過去2番目に高い実績となった。これにより、BDビデオのビデオソフト全体における構成比は初めて1割を超え、11.5%となった。数量は同182.5%の41万枚で、数量の構成比は7.1%。

　BDソフトの内訳を見ると、販売用の売上は前年同月比309.5%の19億4,700万円、数量は同258.9%の40万枚。レンタル店用は売上が同19.3%の2,900万円、数量が同14.4%の1万枚。なお、'09年7月調査より、BDビデオおよびビデオソフト全体の全同月比、前年同期比の算出には、当該期のHD DVDの実績を除いた数値で計算している。

　DVDビデオ全体の売上額は、前年同月比75.6%の151億9,400万円で、'09年に入って2番目に低い実績となった。数量は同83.3%の533万9,000枚。内訳を見ると、販売用DVDの売上が同70.3%の88億6,300万円、数量は同74.1%の286万枚。レンタル店用は売上が同86.1%の62億7,000万円、数量は同102.2%の248万8,000枚。

　2009年8月度の新作BDビデオは販売用が同280%の70タイトル、レンタルは同11.4%の5タイトル。新作DVDは販売用が前年同月比84.2%の581タイトル、レンタルは同98.5%の650タイトルとなっている。