ビクター、“レイアウトフリー”のシアターシステム

-フロント+ワイヤレスサブウーファの「TH-BA1」


TH-BA1

11月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 日本ビクター株式会社は、フロントサラウンドスピーカーと、サブウーファを組み合わせたシアターシステム「TH-BA1」を11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。

TH-BA1

 4ch独立駆動のフロントスピーカーと、ワイヤレスサブウーファで構成されるサラウンドシステム。サブウーファがワイヤレスのため、薄型テレビと組み合わせて「レイアウトフリー」を実現できるという。

 フロントスピーカーは薄型テレビなどの下部に設置できる“サウンドバー”型で、8cm径のフルレンジユニットを4基内蔵。最大出力は30W×4chで、独自のフロントサラウンド技術により、DVDやBS/地上デジタル放送のマルチチャンネル音声などもサラウンド感ある再生が行なえるという。

 入力端子は光デジタル×2とアナログ音声×1で、ドルビーデジタルやDTS、AAC、リニアPCMのデコーダも内蔵。再生周波数帯域は84Hz~22kHz。消費電力は25W(待機時0.8W)で、外形寸法は900×85×125mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kg。

 サブウーファ部への音声は、フロントスピーカーからワイヤレスで伝送。16cm径のウーファユニットを搭載したバスレフ型で、最大出力は100W、再生周波数帯域は45Hz~5kHz。消費電力は24W(待機時0.8W)。外形寸法は215×254×352mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg。リモコンなどが付属する。


利用イメージフロントサラウンドのイメージ

(2009年 10月 14日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]