RIAJ、2009年9月のレコード生産実績を発表

-金額は2カ月連続の前年越え。音楽DVDが好調


10月20日発表

 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は20日、2009年9月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比100%の2,524万枚・巻、金額は同109%の321億円で、金額ベースで2カ月続けて、前年同月を上回った。

 同統計は、協会員49社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比74%の273万1,000枚、12cm CDアルバムは同91%の1,588万枚、アナログディスクが6,000枚(同64%)で、カセットテープは29万9,000巻(同68%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比90%の2万4,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比167%の626万枚。

【2009年9月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計2,73114%74%2,1589%75%
12cm CDアルバム計15,88084%91%20,49989%97%
アナログディスク計60%64%90%44%
カセットテープ計2992%68%2551%67%
その他240%90%280%64%
合計18,940100%88%22,949100%94%

【2009年9月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD6,26099%167%8,94998%186%
テープ・LD、その他421%1,217%1742%1,435%
合計6,302100%168%9,123100%189%


(2009年 10月 20日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]