B&W、5.1chアンプ内蔵のサウンドバー「Panorama」

-「Nautilus」ツイータなどユニット9基内蔵。24万円


11月下旬発売

標準価格:24万円


 株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、Bowers & Wilkins(B&W)の一体型AVサラウンドシステム「Panorama」(パノラマ)を11月下旬に発売する。価格は24万円。

 5.1ch/総合175WのクラスDデジタルアンプと、オーディオデコーダ、サラウンドスピーカーが一体となった、「サウンドバー」型のオーディオシステム。37型以上の薄型テレビとの利用を想定し、付属ブラケットの利用で壁掛けにも対応する。

Panorama

 B&Wの「800シリーズ」などハイエンドスピーカー向けに開発された技術を投入。また、サラウンド効果を高め、広いスイートスポットも実現したという。また、広い部屋での利用時には、サブウーファ「PV1」などの追加を推奨している。

 アルミ製の筐体に9つのスピーカーユニットを搭載し、各ユニットを個別のエンクロージャに格納。独自のNautilusチューブテクノロジを採用する25mm径のメタルドームツイータ1基と、75mm径のサラウンドスピーカー4基、75mm径ミッドレンジ2基、90mm径ウーファ2基で構成する。アンプ出力は、センター/サラウンド用が25W×5ch、サブウーファが50W。

 デコーダはドルビーデジタル/DTSのほか、ドルビープロロジックII、AACに対応。周波数帯域は36Hz~50kHz(-6dB)。入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ音声(RCA)×2、3.5mmサービス端子(RS-232)×1。サブウーファプリアウトを備える。

 エンクロージャ表面は、ブラックステンレススチール鏡面仕上げ。グリルはブラック・スチールメッシュ。外形寸法は、1,090×186×130mm(幅×奥行き×高さ)で、脚装着時は高さが155~165mm。重量は14.1kg。

設置例表面は鏡面仕上げ入力端子部


(2009年 11月 6日)

[AV Watch編集部 中林暁]