米Sony、SD/SDHCメモリーカードを米国向けに発売

-「メモリースティックを補足」。対応カメラも発表


1月発売

標準価格:14.99ドル~159.99ドル

 米Sonyは現地時間の6日、2010 International CESにおいて、SD/SDHCメモリーカードと、microSD/SDHCメモリーカードを1月に発売すると発表した。いずれもClass 4のカードで、SD/SDHCが2/4/8/16/32GB、microSD/SDHCが2/4/8GBをラインナップする。価格は下表の通り。

型番説明価格
SF-2N12GB SD Class 414.99ドル
SF-4N44GB SDHC Class 429.99ドル
SF-8N48GB SDHC Class 444.99ドル
SF-16N416GB SDHC Class 479.99ドル
SF-32N432GB SDHC Class 4159.99ドル
SR-2A12GB microSD
 (SDカードアダプタ付)
14.99ドル
SR-4A44GB microSDHC Class 4
 (SDカードアダプタ付)
29.99ドル
SR-8A48GB micro SDHC Class 4
 (SDカードアダプタ付)
44.99ドル

 同社はメモリー記録メディアとして、メモリースティックを推進しているが、2010 International CESにおいてメモリースティックとSDメモリーカードが両方使えるデジタルカメラ「Cyber-shot」の「DSC-TX7」や「DSC-HX5V」を、ビデオカメラ「ハンディカム」の「HDR-CX550V」や「HDR-XR550V」を発表している。また、一眼カメラのαシリーズでは、「α380」など、既にSDメモリーカードスロットを備えた製品を投入している。

 同社はSDカードの発売について、「ソニーの既存のメモリースティックを補足するもので、より幅広いユーザーニーズに応えるため」と説明。ただし、メディア戦略をSDカードに切り替えるわけではなく、今後もメモリースティックの推進は続けるという。

 なお、日本市場においては、前述の製品(αシリーズを除く)が発表されていないため現時点では「ノーコメント」(ソニー)だという。しかし、今後これらの製品が日本市場に投入された場合は、米国と同様にメモリースティックとSDカードの両方をサポートしていくという流れになると予想される。


(2010年 1月 7日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]