三菱電機、'88~'91年製ブラウン管TVの使用中止呼びかけ

-経年劣化による焼損事故が3件発生


2月4日発表

 三菱電機は4日、同社が製造したブラウン管カラーテレビ「29C-AT2」、「29C-AT3」において、長年の使用による経年劣化から焼損事故が3件発生したと発表。同製品のユーザーに向けて、事故発生予防のため、対象ブラウン管テレビの使用を中止するようを告知した。

 対象機種は29C-AT2、29C-AT3のほか、類似構造の機種である29C-AT1、29C-AT1BS、29C-AT81、29C-AT91、29C-AT92、29C-AT93、29C-BA1、29C-DA2、29C-A3Z、27C-AT1、27C-AT2、27C-AT3。さらにブラザー工業ブランドとして出荷されていたCT29-844、CT29-845、CT29-846、CT29-847、CT29-742。

 対象台数は、1988年5月から1991年1月に製造された258,910台。発売から約20年経っていることから残存台数は約400台と推定している。

 同社では、廃棄についての相談などを受け付ける問い合わせ窓口を設置。ブラザー工業ブランドで販売された対象製品に関しても受け付けるとしている。

■ 問い合わせ窓口 
Tel.0120-250-395 
【受付時間】9:00~19:00 (2010年2月28日まで/土・日・祝日も受付)
                    9:00~17:00(2010年3月以降/土・日・祝日除く)


(2010年 2月 4日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]