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Aurender製品がUPnPに対応。コントロールアプリ大規模アップデート「Conductor V5」
2025年12月12日 11:20
エミライは、Aurenderのコントロールアプリ「Aurender Conductor」の5世代目のメジャーアップデートとなる「Aurender Conductor V5」を11日に配信。AurenderをUPnPに対応させる機能、Qobuzのダイレクトダウンロード機能など、大幅な機能強化となっている。
Aurender Conductor V5は、過去全てのAurender製品で使用可能(※対応機種が明記された機能を除く)。進化点は以下の通り。
- UPnPレンダラー機能
- コンテンツダウンローダー機能
- メタデータ編集機能
- USB・NASスキャン機能
- NASバックアップ&リストア機能
- 接続性能が向上
- 直感的に生まれ変わった設定インターフェース
- 強化されたお気に入りと評価機能
UPnPレンダラー機能
Aurender機器を、外部のUPnP/DLNAコントローラーアプリ(Bubble UPnP、JPlay、mConnect等)から再生デバイスとして選択可能になる。Conductorアプリの「設定」>「ストリーミングサービス」>「ネットワークレンダラー」で機能を有効化し、希望の出力オプションを選択する。
対応機種は以下の通り。
- Nシリーズ:N50, N30SA, N20, N200, N150
- Aシリーズ:AP20, A30, A20, A15, A200, A1000
- ACSシリーズ:ACS10, ACS100
コンテンツダウンローダー機能
外部ストリーミングサービスで購入した音楽を、Aurenderの内蔵ストレージに直接ダウンロードして保存可能になる。現時点は、QobuzおよびHiRes Audioからのダウンロードに対応。今後さらに多くのサービスが追加される予定。
なお、一部モデルは販売時にストレージを内蔵していないため、ユーザーが用意し、本体へ搭載する必要がある。コンテンツダウンロード機能は、内蔵ストレージのみが保存可能領域となる。
対応機種(内蔵ストレージ搭載モデル)は以下の通り。
- Nシリーズ:N50, N30SA, N20, N200, N150
- Aシリーズ:AP20, A30, A20, A15, A200, A1000
- ACSシリーズ:ACS10, ACS100
メタデータ編集機能
Aurender Conductor V5アプリから直接、音楽ファイルのメタデータ(アーティスト名、アルバムタイトル、トラックタイトル、ジャンル、作曲者、リリース年、カバーアート等)を編集できる。
編集内容はファイルに直接保存されるため、Aurender環境以外でも反映される。この機能はAurender機器の内蔵ストレージに保存されたファイルでのみ利用可能。編集は、アルバムリスト画面右上の鉛筆アイコンをタップすることで行なえる。
対応機種は以下の通り。
- Nシリーズ:N50, N30SA, N20, N200, N150
- Aシリーズ:AP20, A30, A20, A15, A200, A1000
- ACSシリーズ:ACS10, ACS100
USB・NASスキャン機能
USBやNASに保存されたファイルのメタデータ(アルバムアートワーク、アーティスト情報等)をスキャンして、表示できる。接続されたUSBおよびNASデバイスのコンテンツがAurender Conductor V5のライブラリビューにシームレスに統合され、より簡単にナビゲーションと再生が可能。
対応機種は以下の通り。
- S10、ACS10/100、A30を除く全モデル
NASバックアップ&リストア機能
Aurender機器に保存されたデータをNASに安全にバックアップし、必要に応じてNASから復元できる。ストリーミングサービスに保存されたプレイリストはバックアップに含まれない。
対応機種は以下の通り。
- Nシリーズ:N50, N30SA, N20, N200, N150
- Aシリーズ:AP20, A30, A20, A15, A200, A1000
- ACSシリーズ:ACS10, ACS100
接続性能が向上、設定インターフェースも進化
Aurender機器との接続速度と安定性が大幅に改善。アプリ起動時や他のアプリからの切り替え時に発生していた接続切れの問題を最小限に抑え、再接続にかかる待ち時間も短縮。より快適な操作環境を実現。
設定メニューも全面的に再構築。より直感的で分かりやすく、使いやすいデザインに進化した。新たに搭載された検索機能により、特定の設定項目を素早く見つけられる。
お気に入りと評価機能も強化。お気に入り登録と評価の新しいオプションが追加され、アーティスト、アルバムなど、より多様な基準でコンテンツをマークして整理できるようになった。


