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スーパーマンの従妹「スーパーガール」26年夏公開。ティザー予告

「スーパーガール」ティザービジュアル
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI

DCスタジオの最新作「スーパーガール」(原題「Supergirl」)が、2026年夏に公開されることが決定。ティザービジュアル・ティザー予告が公開された。配給は東和ピクチャーズ・東宝。全米公開日は2026年6月26日。

主人公のスーパーガール(カーラ・ゾー=エル)は、スーパーマン(クラーク・ケント)の従妹。2025年に公開された新生「スーパーマン」(ジェームズ・ガン監督)は、全世界興行収入950億円(6.1億ドル)、国内興行収入においても10億円超を記録した。

「スーパーガール」で監督を務めるのは、女性が主役の物語を数多く手掛けてきた実力派クレイグ・ギレスピー。「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(2018年)ではマーゴット・ロビーをアカデミー賞主演女優賞ノミネートへと導き、ディズニー実写版「クルエラ」(2021年)ではエマ・ストーンとタッグを組んで観客を魅了した。

主人公スーパーガール/カーラ・ゾー=エル役を務めるのは、オーストラリア・シドニー出身のミリー・オールコック。2000年生まれの25歳という若さにして、世界的人気キャラクターに抜擢された、次世代を担う注目の若手俳優。スーパーガールの愛犬“スーパードッグ”クリプトも登場する。

原作コミックにも登場し、スーパーガールやクリプトと共に旅をするエイリアンの少女、ルーシー・メアリー・ノール役には、Netflixドラマ「三体」で注目を集めたイヴ・リドリー。「アクアマン」シリーズのジェイソン・モモアも出演が決まっている。

映画『スーパーガール』ティザー予告

ティザー予告の冒頭では「スーパーマンが街を救った」との見出しが載った新聞が映し出され、本作が「スーパーマン」のエンディングから繋がるストーリーであることが示唆されている。

続いて、家の中を歩き回るクリプトと、二日酔いでだるそうに目覚めるカーラが登場し、親しみやすさを持つ“Z世代”らしい新しいヒーロー像を垣間見ることができる。

その後、「私は、カーラ=ゾー・エル。最高の23歳にする」と宣言する彼女だが、「大丈夫。私たちなら乗り越えられる」とクリプトに語りかける様子から、過去に何らかの辛い出来事を経験していることがうかがえる。

そして、ルーシーが登場し、カーラの故郷であるクリプトン星の崩壊について触れられるが、この過去が今後のストーリーにどのように影響するのか。

続いて、待望の“スーパーガール”のコスチュームとアクションシーンも登場。目から光線を放つなど、スーパーマンに並ぶ能力が披露され、本作でのスーパーガールの活躍への期待が膨らむ。

終盤には、「スーパーマンの能力は?」とルーシーに聞かれた彼女が「彼は人の善を見抜く。私は真実を見抜く」と応答。

このセリフはスーパーマンとは異なる視点を持つスーパーガールというキャラクターの本質を端的に表すほか、DCユニバースのニューヒロインとなる彼女の新たなる物語の誕生を予感させるものとなっている。