「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」がBD/DVD化

-BD版は5,040円。300分以上の特典収録のDVD版も


のだめカンタービレ 最終楽章 前編
※ジャケットとは異なります
(C)2009フジテレビ・講談社・アミューズ・東宝・FNS27社

6月4日発売

標準価格:3,990円~6,090円

 映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」が6月4日にBlu-ray/DVDで発売される。価格はBD版が5,040円、DVDは2種類用意しており、3枚組のスペシャルエディションが6,090円、スタンダードエディションが3,990円。発売はフジテレビジョン、販売はアミューズソフトエンタテインメント。

 また、6月4日には劇中の千秋のタクトさばきを、メイキング映像と共に楽しめるというDVD(タイトル未定)も発売予定。価格は3,990円。

 タイトル品番価格
BDのだめカンタービレ 最終楽章 前編ASBD-10085,040円
DVDのだめカンタービレ 最終楽章 前編
 スペシャルエディション(3枚組)
ASBY-46686,090円
DVDのだめカンタービレ 最終楽章 前編
 スタンダードエディション
ASBY-46673,990円

 DVDのスペシャルエディションは特典ディスクを加えた3枚組みで、300分以上の特典映像を収録予定。上野樹里、玉木宏が映画の見所を徹底紹介するコンテンツや、メイキング、クランクインからクランクアップまでヨーロッパ、日本での撮影の様子をマングース日記形式で完全紹介するコンテンツ、キャストインタビュー、映画をより楽しむ為の裏情報などを収録。完成披露舞台挨拶や初日舞台挨拶、未公開シーンなども収録する。また、初回限定で原作者・二ノ宮知子による描き下ろしポストカードが付属する。


 3,200万部を突破した同名コミックを原作とした作品で、'06年10月にフジテレビでドラマ化。人気を受けて'08年の正月には2夜連続のスペシャルドラマも放送。そして、前後編2部作での劇場化が実現。今回はその前編がBD/DVD化される。

 指揮者を目指す音大生・千秋真一(玉木宏)は、音楽の才能に恵まれていたが、自身の将来に悩んだり、担当教授との口論、別れた恋人から手厳しい言葉を浴びたりなど、苦しい日々で自暴自棄になっていた。

 そんなある日、彼はゴミだらけの部屋で、美しいピアノソナタを奏でる女性を目にする。彼女の名は野田恵(上野樹里)、通称“のだめ”。変わり者の彼女の言動にあきれる一方、彼女のピアノに才能を感じる千秋。彼はその出会いをキッカケに、様々な人々と交流を深め、音楽を通じて成長していく。

 劇場版では、指揮コンクールで優勝した千秋が、エリーゼ(吉瀬美智子)の差し金で、若き日のシュトレーゼマン(竹中直人)が指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となることに。さっそくフランク(ウエンツ瑛士)と偵察しにいく千秋だが、大雑把な演奏と、やる気の感じられないオケの態度を目の当たりにして、愕然としてしまう。一方、のだめは、コンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控えていた。千秋は、のだめに定期公演でラヴェルの「ボレロ」のチェレスタの演奏を頼むのだが……。

 フランス、チェコ、スロバキア、オーストリアでの撮影を敢行。テレビシリーズを超えるスケール感、オーケストラの生演奏などが見どころ&聴きどころ。後編は4月から全国ロードショーされる。


(2010年 3月 10日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]