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ソニー、フルHD動画対応ミラーレスカメラを日本公開

−日本でも2010年内に発売予定。交換レンズも


新しいミラーレスカメラを手にする業務執行役員SVP パーソナル イメージング & サウド事業本部の今村昌志本部長

3月11日公開

  ソニーは11日、同日よりパソフィコ横浜での写真映像関連イベント「CP+」開幕に先駆け、記者説明会を開催。米国で2月に開催された「PMA 2010」で展示されたレンズ交換式小型カメラを、日本で初披露した。日本でも2010年内に発売する予定。

 なお、「CP+」の同社ブースでは、このコンセプトモデルの大きさや重さを手に持ちながら体験できるモックも展示する予定。

APS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」を採用
 撮像素子にAPS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」を採用したミラーレスのカメラで、レンズの交換が可能。AVCHDフォーマットのフルHD動画が撮影できるのが特徴で、「長年培ってきた高画質動画のノウハウを投入、大型イメージセンサの能力を活用し、他の追従を許さない高画質動画撮影を可能にする」(業務執行役員SVP パーソナル イメージング & サウド事業本部の今村昌志本部長)という。具体的な発売日や価格、仕様などは明らかにされていない。

 同カメラに合わせた交換レンズも開発されており、パンケーキスタイルのものや、望遠レンズと思われるレンズの写真も公開された。

 既存のαマウントとの互換性について今村本部長は、「新マウントの詳細についてはお答えできない。ただ、多くの交換レンズの可能性によって、静止画、動画の表現力を拡大させる事がコンセプトなので、可能な限り多くのレンズの交換性を追求していきたい」と答えた。


簡単操作を実現する、新コンセプトのメニューを採用するという
 説明会で今村本部長は、デジタル一眼レフとコンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラの境が無くなりつつある現状を紹介した上で、「それぞれの特徴が重なる領域に大きな可能性がある」と説明。

 さらに、「多くの人が大きなサイズのセンサーによる高画質を欲っしているが、価格や重さ、使いやすさなどがハードルになっている」とし、それらのハードルを超えるものとして新しいミラーレスカメラを紹介した。

 また、今村本部長は価格のイメージについて「一眼レフにステップアップしたい人が多いのだけれど、色々な意味でバリアーがある。(そういった層の人に対しても)きちんと楽しんでいただけるような価格で提供したい」と語り、購入しやすい価格帯になる事を示唆した。

 ハンドグリップを備えた非常にコンパクトなボディが特徴で、光学ファインダーは備えていないように見える。発表されたスライドにはレッド、シルバー、ブルーのモデルも登場しており、従来のAPS-C一眼レフカメラと比べて多彩なカラーバリエーション展開も期待できるものになっていた。


2010年内に発売予定。カラーバリエーションも紹介された 新レンズシステムの写真も紹介された メインストリーム機と中級機の年内投入もアナウンス。新レンズも予告された

 ソニーではこのミラーレスモデルに加え、「基本カメラ性能の大幅な強化」と「クラス内最高速のレスポンス」を実現するというメインストリーム機と、「ソニーらしい映像表現力を持つ」という中級機の開発もアナウンス。「2010年内に、このうち数機種を発売する予定」としており、これらのモデルでもExmor APS HD CMOSを採用し、フルHDのAVCHD録画に対応するという。

 また、αマウントの新レンズとして、「Distagon T* 24mm F2 ZA SSM」、超望遠のレンズ(500mm F4)の投入も予告されている。

CP+、ソニーブースに展示されたミラーレス小型カメラコンセプトモデル レッド、ブルー、シルバーといったカラフルなデザインが用意されている パンケーキタイプのレンズを装着したもの
薄型ボディであることがわかる。また、天面には内蔵フラッシュを装備しているようだ 背面。右上の部分に、動画撮影用と思われるボタンが見える 撮像素子はAPS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」

 

女性にもマッチするサイズ&デザイン


(2010年 3月 11日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]