ビックカメラ、「日本最大級」のTVコーナーをオープン
-有楽町別館リニューアル。TVとiPhoneの情報を発信
CELL REGZAを売り場に展示。LEDバックパネルの内側も公開 |
ビックカメラ有楽町別館は、約1,600m2の売り場面積を誇るが、そのうち、約3分の2にあたる1,000m2の売り場をテレビコーナーとし、約360台の薄型テレビを展示している。
壁側には、メーカー別展示を行なっているほか、フロア中央の島展示では、インチ別の展示に加えて、録画機能搭載モデル、インターネット接続可能モデル、LEDモデルなど、機能別に展示を行なっている。
リニューアルオープンにあわせて目玉商品も用意 |
ビックカメラの塚本智明常務取締役は、「有楽町店は2001年のオープン以来、家電商品の近未来を追ってきた店舗。今回の別館のリニューアルでは、デジタルテレビの楽しみ方を提案する店舗として進化し、こんな使い方がある、こんな楽しみ方があるということを専門店として伝えていきたいと考えている。情報発信基地としての役割をこれからも担っていく」とリニューアルの狙いを説明。
また、荒井文司店長は、「別館はより専門性を持たせた店舗として、日本一のテレビコーナー、日本一のiPhoneコーナーをつくることを目指した。iPhoneも、デジタルテレビも使ってみないとわからない部分が多い。情報発信基地としての充実を図っていく」とした。
地デジサポートカウンター。地デジに関する相談にのってくれる | 日本最大級とするテレビ用アクセサリーのコーナー |
テレビコーナーの入口横に設置した地デジサポートカウンターでは、デジタルテレビの導入やアンテナ設置など、地デジに関する相談を専門販売員が対応。さらに、フレッツ・テレビコーナーやスカパー! HDコーナー、アクトビラコーナーなどを設置し、デジタルテレビならではの利用方法を提案している。
スカパー! HDコーナーでは、映画、スポーツ、海外ドラマなど専門チャンネルを紹介。これらの放送がハイビジョンで楽しめることを実演している。また、DLNAコーナーでは、デジタルテレビとPC、PlayStation 3、レコーダなどを接続して、離れた部屋でも映像視聴ができることなどをデモストレーションできるようにしている。
加えて、日本最大級のデジタルテレビ向けアクセサリーコーナーを開設。各種ケーブルやコネクターなども取り揃えている。この点でも、地デジの導入を検討している来店客にも安心を与えることができそうだ。
3Dテレビのコーナーではヒュンダイの製品が展示。パナソニックは発売にあわせて現物が展示される予定 | メーカー別に特徴を紹介するPOPもある |
iPhone専門コーナー |
売り場では、最大でも65型までの製品を展示しているに留めており、これも実際に家庭での導入を意識した商品展示だといえよう。パナソニックの103型のプラズマテレビなどの大型商品は、本館に展示しており、売り場のコンセプトも一線を画している。
一方、今回のリニューアルでは、iPhone専門コーナーを設置。専用のイベントスペースを設置し、専門スタッフによるデモンストレーションのほか、ゲームや音楽の楽しみ方なども紹介できるようにしている。同コーナーでは、約1,000種類のiPhone用アクセサリーを展示しており、「これまでの店舗では約800種類の展示だったが、それを大きく上回る」としている。
オープニングセレモニーには、ソフトバンクモバイルのCMでお馴染みの白戸家のお兄さんこと、ダンテ・カーヴァーさんと、お父さん役のカイくんが来店。カーヴァーさんは、「iPhoneコーナーが充実したのは楽しみ」などと挨拶した。
※写真中の価格やポイント還元率、在庫状況は、当日の取材時点のものであり、これらの価格およびポイント還元率、在庫の有無を保証するものではありません。
(2010年 3月 12日)
[Reported by 大河原克行]