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「TBSオンデマンド」が2009年度に通期黒字化達成

−ゴールデンのドラマ配信も。TSUTAYA TVでも配信開始


3月29日発表


 TBSテレビは、有料動画配信サービス「TBSオンデマンド」が2009年度に単年度黒字を達成する見込みとなったと発表した。通期での黒字化達成は、テレビ局が運営するVOD事業としては初としている。

 通期黒字化の主な要因として、同社では、2008年9月に運営体制を強化し「TBSオンデマンド」ブランドに事業集約したことと、2009年4月からTBS局制作ドラマの大量配信開始、「東方神起最新ライブ」などのオリジナルコンテンツの自社制作などを挙げている。

 また、TBSペイテレビ事業部で、CSの「TBSチャンネル」、「TBSニュースバード」、VOD「TBSオンデマンド」を一体運営することで、権利処理などの作業を共通化。効率化に成功したことも収益改善の要因に挙げている。

 売り上げも前年同月比で約5倍の水準で推移し、リニューアルから1年半あまりで黒字化を達成したという。

 今後は、「見逃し配信」を強化。地上波ゴールデン・プライムタイムの番組も、地上波放送終了から48時間後以降に「TBSオンデマンド」提携の各社で順次配信。4月21日放送開始のイ・ビョンホン主演ドラマ「アイリス」や、4月23日放送開始の成宮寛貴、仲里依紗主演の金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」などを1話315円で有料配信する。

 また、提携配信先に新たにデジタルテレビ向けの動画配信サービス「TSUTAYA TV」や、フロントメディアの携帯向け動画配信サイト「QTVビデオ」、プレゼントキャストによる民放5社共通のテレビ番組配信サイト「テレビドガッチ」の3社を追加。テレビドガッチが3月23日から、TSUTAYA TVとQTVビデオが4月1日から開始する。

 この結果、提携配信先はパソコン系8社、高品位テレビ系10社、ケータイ系3社の合計21社となる。今後は、ケータイ向け動画配信事業を本格化し、アニメや映画などもTBSオンデマンド向けに配信ジャンルやコンテンツを増やしていくとしている。


(2010年 3月 29日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]