米Apple、iPadの販売台数は初日で30万台を突破

-25万冊のebook販売。iPadは「ゲームチェンジャー」


iPad

4月5日(現地時間)発表


 米Appleは、3日に米国で発売開始したビデオや音楽再生機能、無線LANを備えたタブレット型携帯端末「iPad」の販売台数が、初日に30万台を突破したと発表した。

 また、iPadの発売にあわせてiTunes Store内でスタートした電子ブックストア「iBookstore」において、初日で25万以上のebookを販売したという。アップルのスティーブ・ジョブズCEOは、「iPadは、ゲームチェンジャー(大きな変化を起こすもの)になる。iPadユーザーは、封をほどいてわずか数時間のうちに、平均3つ以上のAppをダウンロードし、だいたい1冊の本を購入している」と語っている。

 iPadは、9.7型/1,024×768ドットのタッチ操作対応のIPS液晶を搭載し、iPhoneなどと同様にマルチタッチ操作が可能なタブレット端末。AV機能を備え、最高で720pの動画の再生や音楽/写真再生、Webブラウザ、電子ブックリーダなどを融合している。3GモデルではGPSに対応している。また、IEEE 802.11 a/b/g/n準拠の無線LAN機能も備えて、通信が可能となっている。

 内蔵メモリは16GB/32GB/64GBの3種類。各容量で無線LANモデル、無線LAN+3G通信モデルが用意され、合計6モデルで展開する。米国での価格は499~829ドル。日本では4月下旬の発売を予定しており、価格は未定。


(2010年 4月 6日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]