アニメ「青い文学:人間失格」が630円の1WeekDVD化

-1週間再生できる低価格DVD。「人間失格なう」も


人間失格の1WeekDVD
(c)『青い文学』製作委員会

4月23日発売

標準価格:630円

 ヴィジョネアは、テレビアニメ「青い文学シリーズ」の中から「人間失格」全4話を収録した「1WeekDVD」を4月23日に、630円で発売する。amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング、セブンイレブンネット、ビッダーズの通販サイトで販売。1週間の再生期限付DVDとなっており、それを過ぎて再度視聴したい場合は、携帯電話でパスワードを購入する仕組みとなっている。

 初回再生から1週間という期限を設ける事で、低価格化したDVD。1週間後も再生したい場合は、携帯電話でパスワードを630円で購入し、DVD再生画面で入力すると、再度1週間再生でき、レンタルDVD感覚で楽しめるのが特徴。支払いは携帯電話料金との合算決済や、クレジットカード、Edyなどが利用できる。

 さらにヴィジョネアでは、発売と同時にインフォバーンと協力し、Twitter上でキャンペーン「人間失格なう」も展開。Twitterでユニークな失格エピソードをつぶやいた人に、1WeekDVDなどをプレゼントする。キャンペーンサイト上からつぶやけるほか、ユーザー自身のTwitterアカウントからも、ハッシュタグ「#aoibungaku」を後に付けてつぶやく事で参加可能。詳細はキャンペーンサイトで公開されている。

人間失格
(c)『青い文学』製作委員会

 「青い文学シリーズ」は、集英社が「ナツイチ」で展開している、太宰治ら文豪達の名作の表紙を人気漫画家たちが描き下ろしたスペシャルカバーバージョンの小説から発展したテレビアニメで、2009年10月から放送されたシリーズ。「DEATH NOTE」や「バクマン。」の小畑健、「BLEACH」の久保帯人、「新テニスの王子様」の許斐剛らがイラストを手掛けており、テレビアニメ化はマッドハウスが担当している。

 太宰治の「人間失格」は、そのアニメ化第1弾であり、俳優の堺雅人がナビゲーターを務めているほか、アニメ本編にも声優として参加。睡眠薬中毒者の手記に克明に描かれた陰惨な半生を辿るもので、太宰の自伝であり、遺書でもある。

 ヴィジョネアでは「青い文学シリーズ」の以降の作品である、「桜の森の満開の下」、「こころ」を6月に、「走れメロス」、「蜘蛛の糸」、「地獄変」を8月に、同じく「1WeekDVD」でリリースする予定。なお、既報の通り、同作品の通常のBlu-ray/DVDは、ハピネットより2010年1月末から、順次発売されている。


(2010年 4月 23日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]