Vuzix、3D対応のメガネ型ディスプレイに高解像度モデル
-640×480ドット液晶搭載で39,800円
Vuzixは、メガネ型ディスプレイの新モデル「Wrap 920」を4月30日より発売する。価格は39,800円。
解像度640×480ドットの液晶ディスプレイを左右に備え、メガネのように掛けて専用イヤフォンを装着することで、映像と音声を楽しめる製品。同社「ビデオアイウェア」シリーズの製品で、2月に発売したWrap 310(29,800円)に比べ高解像度化した(Wrap 310は428×240ドット/16:9)ことが大きな特徴。3メートル先に67型相当の映像が見えるイメージとしている。
映像/音声出力を備えたプレーヤーと接続することにより、個人で映像を視聴可能。iPod/iPhoneの動画についても、アップル公式アクセサリのケーブルを介することで視聴できる。3D映像にも対応し、サイド・バイ・サイドとアナグリフ、Auto 3Dの3つ方式のコンテンツをサポートする。別売でPC用のWrap VGAケーブルを用意し、解像度1,024×768ドットの映像にも対応可能。
水平視野角は31度。左右独立したフォーカス調整(-5~+2)も行なえる。重量は105g。電源は単3電池2本で、電池/コントロールボックスが付属する。その他の同梱品は、イヤフォンやオーディオ/ビデオケーブル、ソフトキャリングケースなど。
また、オプションとして、拡張現実(AR)向けのキットも今後発売予定。6軸センサー、コンパス、3眼カメラなどを、本体の拡張コネクタに装着可能としている。
(2010年 4月 28日)
[AV Watch編集部 中林暁]