Vuzix、3D対応メガネ型ディスプレイのエントリーモデル
-QVGA表示で19,800円。PC映像視聴可能なVGAアダプタも
Vuzixは、メガネ型ディスプレイ「Wrapシリーズ」の新製品として、エントリーモデルという位置付けの「Wrap 230」を2月10日より発売する。価格は19,800円。
また、PC用のVGA端子を備え、PC内の映像などを「Wrapシリーズ」で視聴可能にするアダプタ「Warp VGAアダプタ」も発売した。価格は4,200円。
■ Warp 230
解像度320×240ドットのパネルを左右に備えるメガネ型のディスプレイ。イヤフォンも搭載する。映像/音声出力を備えたプレーヤーなどと接続することで、移動時などに個人で映像を視聴可能。映像の表示アスペクト比は4:3。なお、上位モデル「Warp 310」は解像度428×240ドットのディスプレイを搭載。16:9表示にも対応する。
3D映像にも対応し、サイド・バイ・サイドとアナグリフ、Auto 3Dの3つ方式のコンテンツをサポートする。水平視野角は22度。左右独立したフォーカス調整(-5~+2)も行なえる。
電源は単3電池2本で、電池/コントロールボックスが付属する。重量は105g。その他の同梱品は、イヤフォンやオーディオ/ビデオケーブル、ソフトキャリングケースなど。
■ Warp VGAアダプタ
「Warp VGAアダプタ」 |
PC用のVGA端子とUSBを搭載し、PC内の映像などをWarpシリーズで視聴可能にする専用アダプタ。動画共有サイトなどのコンテンツ視聴などにも利用できる。対応OSはWindows XP/Vista/7。電源はUSBより供給。
既存のWarpシリーズは再生解像度が低いため、Vuzixでは同アダプタを使用しての文字の読み取りは推奨していない。ただし、3月発売予定の上位機種「Warp920」では推奨するという。
(2010年 2月 4日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]