クラリオン、7型WVGA液晶搭載HDDナビ「CRASVIA」など

-2DINレシーバやスピーカー9モデルも発表


NX810

5月下旬より順次発売

標準価格:8,190円~262,500円


 クラリオンは、カーナビ関連製品の2010年モデルとして、HDDナビ「CRASVIA(クラスヴィア)」1機種と、2DINレシーバ1機種、スピーカー9機種を5月下旬より順次発売する。

型番仕様発売日価格
NX8107型ワイドVGA液晶
12セグ/ワンセグ
DVD/HDD 2DINナビ
6月上旬262,500円
DUB385MPB2DIN CD/USB/MP3/
WMA/AACレシーバ
5月下旬オープンプライス
(実売2万円前後)
SRT1755S17cmセパレート2WAYスピーカー6月上旬23,940円
SRT1655S16cmセパレート2WAYスピーカー23,940円
SRH2942cmチューンアップツィーター9,240円
SRT1700S17cmセパレート2WAYスピーカー17,640円
SRT1600S16cmセパレート2WAYスピーカー16,590円
SRT1000S10cmセパレート2WAYスピーカー15,540円
SRT170017cmマルチアキシャル3WAYスピーカー10,290円
SRT160016cmマルチアキシャル3WAYスピーカー9,240円
SRT100010cmマルチアキシャル3WAYスピーカー8,190円

 


■ NX810

 7型ワイド/800×480ドットのタッチパネル液晶を搭載した2DIN HDDナビ。地上デジタルテレビの12セグ/ワンセグチューナを内蔵し、受信状況に応じて12セグ/ワンセグ自動切換えして視聴できる。

 DVDも搭載しており、DVDビデオやCDの再生に対応。音楽CDをHDDにリッピングし、最大約4,000曲収録できる「ミュージックキャッチャー」も搭載している。

 別売のオプションケーブル「EA-1403A-A(12,600円)」と接続することで、iPodコントロールに対応。iPod内の音楽やビデオを出力でき、ビデオはNX810の液晶で鑑賞可能。また、iPodの操作もナビ画面から行なえる。

 アンプ出力は最大50W×4ch、定格17W×4ch。ドルビーのカーサラウンドプログラム「DAEP(Dolby Automotive Entertainment Program)」を搭載し、運転席、助手席、後部座席のすべての座席で理想的なサラウンド再生が可能という。

 ナビは、日立の交通情報提供サービスと連携し、タクシーやクラリオンナビユーザーの走行データを収集、蓄積して、リアルタイムの道路情報を生成。VICS情報が提供されていない交通情報もルート探索に反映するという。交通情報はBluetooth内蔵携帯電話から取得可能。

 また、クラリオンの地図情報サイト「チズルとススム」と連携。サイト上で検索したスポット情報やコース情報をSDカード経由でカーナビに登録して、目的地に設定でき、蓄積した走行履歴をチズルとススムのマイページに取り込んで、地図上に表示できる。

 FM/AMチューナも搭載。本体の外形寸法は178×182.6×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.4kg。

 


■ DUB385MPB

DUB385MPB

 2DINのCDレシーバーで、2008年10月発売の「DUB385MP」のブラックモデルとなる。

 音楽CDの再生のほか、MP3やWMA、AACの再生にも対応。AM/FMチューナと最大50W×4ch、定格20W×4chのアンプを搭載する。また、USB端子を備えており、iPodも接続可能。iPodを付属ケーブルで直接接続し、iPod内の楽曲を再生できる。

 728色カラーLEDを採用し、好みのイルミネーションを自由に設定/調整可能。別売のトランシーバ「BLT370」(価格10,500円)を接続することで、Bluetoothにも対応。携帯電話でのハンズフリー通話ができる。外形寸法は178×156.5×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.56kg。

 


■ スピーカー(プラズマフィールドシリーズ)

SRT1755S

 スピーカー9製品のうち、「SRT1755S」、「SRT1655S」および、チューンアップツィータ「SRH294」は、上位機のプラズマフィールドシリーズとなる。

 SRT1755S/SRT1655Sは、2ウェイの車載用スピーカーで、ウーファユニットにPMI-GFトリプルレイヤーコーンを採用している。SRT1755Sは17cmユニット、SRT1655Sは16cmユニットを搭載し、再生周波数帯域はSRT1755Sが25Hz~6,000Hz、SRT1655Sが28Hz~5,500Hz。

 ツィータは2モデル共通の2cm径のピュアソフトドームで、80kHzまでの高域再生に対応。音の波形を整え中域の特性や指向性を高め、くっきりしたボーカル再生を可能にする「フェイズプラグ」も備えている。再生周波数帯域は1,800Hz~80kHz。

 外形寸法/重量は、SRT1755Sのウーファが156×156×66mm/805g、SRT1655Sが160×160×55,5mm/740g。ツィータは38×38×25.5mm/48g。

 チューンアップツィータの「SRH294」は、2cmピュアソフトドームユニットで、両製品同梱のツィータの単品販売版となる。

 


■ スピーカー(サウンドリフレクトシリーズ)

 チタン蒸着MIPPコーンウーファと、アルミ蒸着のPEIバランスドライブミッドレンジ、ピエゾドームツィータなどで構成される。

 セパレート2ウェイの「SRT1700S」、「SRT1600S」、「SRT1000S」と、同軸3ウェイの「SRT1700」、「SRT1600」、「SRT1000」をラインナップする。

SRT1755SSRT1700
仕様SRT1700SSRT1600SSRT1000S
方式2ウェイセパレート
インピーダンス
定格入力40W35W25W
ウーファ17cmTM-MIPPコーン16cmTM-MIPPコーン10cmTM-MIPPコーン
外形寸法
(ウーファ)
156×156×65.5mm164×164×54.5mm102×102×42mm
重量
(ウーファ)
660g620g540g
ツィータ2.5cmアルミ蒸着PEIバランスドライブ
外形寸法
(ツィータ)
46×47×41mm
重量
(ツィータ)
37g
仕様SRT1700SRT1600SRT1000
方式3ウェイ同軸
ウーファ17cmTM-MIPPコーン16cmTM-MIPPコーン10cmTM-MIPPコーン
ツィータ3cmアルミ蒸着
PEIバランスドライブ
2.5cmアルミ蒸着
バランスドライブ
インピーダンス
定格入力160W150W100W
外形寸法156×156×65.5mm164×164×54.5mm102×102×46.5mm
重量695g650g560g

(2010年 5月 11日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]