サンコー、裸眼3D動画/静止画対応の7型フォトフレーム

-バッテリ内蔵、29,800円。3Dソフトは同梱せず


5月14日発売

標準価格:29,800円


 サンコーは、裸眼3Dの動画/静止画再生に対応するというデジタルフォトフレーム「3Dデジタルフォトフレーム」(USDFF7GB)を5月14日より発売する。直販価格は29,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7。

動画や音楽、静止画再生に対応

 7型/800×480ドットのSamsung製液晶パネルを搭載し、動画(AVI/MPEG、最大30fps)と静止画(JPEG)、音楽の再生に対応するフォトフレーム。別途3D動画/静止画のデータ、または3D変換ソフトを用意することで、裸眼で3D動画/静止画が楽しめるという。2D/3Dの切り替えは本体スイッチまたは付属リモコンのボタンによりワンタッチで行なえる。

 3D動画への変換については、別売ソフトの「Texnai StPaint」と「Texnai JPS Builder」で検証済みとしているが、ユーザーによる3D動画変換ソフトの利用についてはサポート外としている。なお、富士フイルムの3Dカメラ「FinePix REAL 3D W1」で撮影した「MPF」(静止画)や「3D-AVI」(動画)には対応しない。製品のバンドルソフトとしては、2D用の動画変換ソフト「Blaze Video Magic」を同梱する。

 ディスプレイの輝度は350cd/m2、コントラスト比は400:1。SD/SDHCカード(最大16GB)とMMCに対応したカードスロットとUSB 2.0端子を装備する。カレンダー/時計表示や、録音機能も備えている。AV出力端子を搭載し、付属ケーブルで外部ディスプレイへの出力も可能。

 電源はACアダプタを使用。バッテリも内蔵し、バッテリ駆動時の連続再生時間は動画が約4時間、静止画が約5時間。外形寸法は186×41×145mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約450g。

SD/MMCスロット、USB端子部側面の操作ボタン部付属品



(2010年 5月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]