ソニ・エリ、FMラジオ内蔵Bluetoothオーディオレシーバ
-有機EL搭載、日本語楽曲も表示可能。2台同時接続対応
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、FMラジオ内蔵のBluetooth対応ワイヤレスステレオヘッドセット「MW600」を、5月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、ソニースタイルでは10,800円で先行予約を受け付けている。
Bluetooth搭載ウォークマン/携帯電話などの音声をワイヤレスで受信できるレシーバ。Bluetooth 2.1 EDR 2Mbps対応(最大通信距離約10m)に準拠し、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFP。ステレオミニジャックのヘッドフォン端子を装備し、密閉型インナーイヤフォン(9.2mm径ダイナミック型/周波数帯域10~22,000Hz )が付属するほか、市販のヘッドフォンを接続できる。また、SCMS-Tにも対応しており、ワンセグも聞くことができる。
本体には有機ELディスプレイを搭載し、着信中の電話番号、電池残量、FMラジオ周波数、接続機器とのペアリングモード、音楽再生中の楽曲のタイトルが表示可能。なお、接続機器がAVRCP 1.3(楽曲タイトル送信機能)に対応している場合は、日本語楽曲タイトルを表示する。
操作系は通話や終話、ボリュームコントロール、音楽再生中の曲送り戻しにそれぞれ独立したボタンを搭載しており、「押しやすく、簡単に操作できる」としている。また、接続機器を3台まで登録することができるマルチペアリングに対応。通話用・音楽用など別用途であれば、2台同時に機器を接続することも可能となっている。
本体には、9.2mm径全指向性エレクトレットコンデンサ型マイク(周波数帯域10~22,000Hz)も内蔵し、ハンズフリー通話も可能。通話時にはノイズリダクション機能と、エコーキャンセル機能を使用できる
洋服などに簡単に装着できるクリップタイプのデザインを採用しており、外形寸法は約62×15×17.5 mm(高さ×幅×厚さ/クリップ含む)、重量は約13g(ヘッドホンは含まず)。電源はリチウムイオン充電池を内蔵し、連続通話時間は約8.5時間、連続待受時間は約500時間となっている。S/M/L3サイズのイヤーピースやAC充電器などが付属する。
(2010年 5月 18日)
[AV Watch編集部 古川 敦]