八木アンテナ、収縮可能なベランダ用地デジアンテナ
-アンテナ設置高を約1m調整可能な「e-Leaf」
八木アンテナは、アンテナ設置高の調整が可能なループクラスター型UHFアンテナ「e-Leaf(イーリーフ)」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。
ベランダ設置用の地上デジタル対応UHFアンテナ。特徴はアンテナ設置高の調整が可能な伸縮マスト付ベランダ金具「のび~るマスト」を同梱したこと。
これにより、アンテナ取り付け位置を最大で1m高い場所に設置可能になるほか、マスト部分を回転させて方向調整もすばやく行なえる。このため受信品質の向上や簡単にベストポジションにあわせることができるなどの利点を生んでいるという。アンテナ設置高調整可能なアンテナはe-Leafが業界初としている。
マストを縮めた状態状態 | マストを伸ばした状態 |
ループアンテナを一体化し、給電構造を最適化した独自の「ループクラスター方式」を採用し、横幅を抑えながら14素子相当の受信性能を実現。スリムな形状と葉っぱ(リーフ)をイメージした楕円形の穴により、アンテナを高く設置する際の風圧加重を軽減しているという。
動作利得は6.0~7.6dB、電力半値角は±44~42度、インピーダンスは 75Ω。外形寸法は130×80×584mm(幅×奥行き×高さ)、重量は本体が約0.9kg、ベランダ取付金具が約2.3kg。
(2010年 6月 21日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]