ソニー、「NEX-5」などで3Dスイングパノラマ対応

-ミラーレス一眼2モデルをアップデート


7月1日提供開始


NEX-5 ブラック E 16mm F2.8

 ソニーは1日、APS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」センサーを搭載した、ミラーレスのデジタル一眼カメラ2モデルの最新ファームウェアを提供開始した。

 フルHDのAVCHD動画撮影に対応した「NEX-5」と、720pのMP4撮影対応「NEX-3」の2モデルがアップデートの対象で、新たに「3Dスイングパノラマ」機能の追加などの機能強化が図られる。アップデート内容は2モデル共通。

 新機能となる「3Dスイングパノラマ」は、本体を水平にスイングさせながら撮影する事で、手軽にパノラマ撮影ができる「スイングパノラマ」機能を発展させ、イメージセンサから左目用、右目用の画像をそれぞれ短冊状に抜き出し、繋ぎ合わせる事で、左目用と右目用のパノラマ静止画を撮影する。

 撮影した画像は、HDMIケーブルで3D表示に対応したソニーの液晶テレビ「BRAVIA」と接続/出力し、立体的なパノラマ画像が楽しめる。

 そのほか、スイングパノラマの性能向上や電源OFF時のバッテリ消耗低減、暗いシーンでの起動レスポンス向上などが図られている。


3Dスイングパノラマの説明3Dスイングパノラマのデモ

(2010年 7月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]