ティアック、iPod再生対応CDプレーヤー「CD-P650」

-MP3録音にも対応。プリメイン入門機も


 ティアックは、iPod再生やUSBメモリ録音に対応したCDプレーヤー「CD-P650」を10月1日に発売する。価格は47,250円。

 また、CD-P650との連動も可能な定格出力60W×2ch(8Ω)のプリメインアンプ「A-R630」も10月20日に発売。価格は47,250円。
 


■ CD-P650

CD-P650

 フルサイズのCDプレーヤーで、音楽CDやCD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルが再生できるほか、USB端子も装備。USB接続したiPodのデジタル出力をCD-P650からPCM(44.1kHz/16bit)で出力できる。USBメモリに保存したMP3/WMAファイルの再生も可能。

 また、USBメモリなどへの録音機能も搭載。音楽CDの楽曲をMP3に変換し、USBメモリに録音できる。ビットレートは64/96/128/192kbpsが選択可能となっている。録音速度は等倍速もしくは2倍速。

 センターローディング式のCDドライブを搭載。再生時の振動や共振を低減できる。前面のディスプレイには再生時間に加え、アーティスト名やアルバム名、曲名なども表示できる(半角英数字のみ)。バーブラウン製のDAC「PCM1791A」を搭載し、音質向上を図っている。

 周波数特性は20Hz~20kHz、SN比は100dB以上。出力端子はアナログ音声端子×1(RCA)、光デジタル端子×1、ボリューム付ヘッドフォン端子×1。消費電力は25W。外形寸法は435×285×85mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。リモコンなどが付属する。 


■ A-R630

A-R630

 定格出力90W×2ch(4Ω)/60W×2ch(8Ω)のプリメインアンプエントリーモデル。

 プリアンプ部には、差動入力ディスクリートを採用し、ナチュラル感とパワフル感を両立したという。パワー部には、FETを採用し、増幅回路は差動入力の3段ピュアコンプリメンタルディスクリート。伝送系も増幅回路とのバランスを考慮してレイアウトし、音質的への悪影響を軽減したという。

 入力端子はアナログ音声×7(RCA)、マイク×1。1系統はフォノイコライザー(MM)を搭載し、アナログレコードプレーヤーも接続可能。出力端子はRCA×2とヘッドフォン×1.周波数特性は10Hz~65kHz、SN比は90dB(ライン)、65dB(Phono)。スピーカーはA/Bの2系統の接続が可能となる。

 CD-P650とのシステム連動機能にも対応。消費電力は200W(待機時0.5W)。外形寸法は435×355×142mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.1kg。リモコンが付属する。


(2010年 9月 22日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]