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au、Android 2.1搭載のシャープ製スマートフォン「IS03」

−3.5型タッチ液晶/ワンセグ/9.6Mカメラ。18日にも新端末


 auは4日、Android OS搭載のスマートフォン「IS03」を発表。11月下旬以降に発売する。カラーはオレンジ、ホワイト、ブラックの3色。

 なお、IS03は10月5日より、CEATEC JAPAN 2010(一般公開日は6日〜)や、KDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)において展示される。

 シャープ製で、OSはAndroid 2.1を搭載。ディスプレイは3.5型/960×640ドットのNewモバイルASV液晶を搭載。有効957万画素のCCDカメラや、IEEE 802.11b/gの無線LAN、ワンセグ、FeliCa、赤外線通信、Flash Lite 4.0、Bluetoothの各機能も搭載する。


カラーは3色 ブラックモデル メインメニュー画面。ディスプレイは、下部がメモリ液晶になっており、時計や着信状況などを常時表示できる
ワンセグを搭載し、ロッドアンテナも装備 957万画素カメラを搭載 LISMO PLAYER画面

 データフォルダ領域は約500MBで、microSDカードスロットを搭載。LISMOプレーヤーや、YouTubeアプリ、Twitterアプリも搭載する。MPEG-4形式での動画撮影にも対応する。

 

背面 iPhone 3GSとの比較

 

 


 

■ LISMOに「ジュークボックス」採用。BDレコーダから持ち出しも

ディスプレイをOFFにすると、下部のメモリ液晶のみの表示となる
 ディスプレイは3.5型/960×640ドットのNewモバイルASV液晶。画面下部には低消費電力のメモリ液晶を備えており、ディスプレイをOFFにするとメモリ液晶部が時刻や着信などのステータス表示となる。マルチタッチに対応し、ピンチイン/アウトも可能。 ワンセグは録画/予約録画も可能で、録画先はmicroSDとなる。

 LISMO Playerを搭載し、動画/音楽が再生可能。「レコチョク」や「mora touch」のアプリで購入した動画/音楽や、PC用のLISMO PortでCDから取り込んだ楽曲などが再生できる。LISMO Playerのインターフェイスは一部改良されており、従来の「プレイリスト」を「コレクション」という名称に変更。作成したコレクションを新機能の「ジュークボックス」にドラッグ&ドロップすることで再生できる。ジュークボックスでは、アルバム単位の再生や、アーティスト単位での再生なども行なえる。

 なお、従来のスマートフォン以外の携帯電話で購入した楽曲の再ダウンロードについては、各配信サービスにもよるが、同一回線からの機種変更であれば、再度入手可能。また、PC用のLISMO Portで取り込んだ購入した楽曲についても転送できる。


 カメラは動画/静止画撮影に対応。動画は最大1,280×720ドットで、ファイル形式はMPEG-4。画像処理エンジン「ProPix」で静止画撮影の高画質化を図っている。「笑顔フォーカス」機能も搭載する。シャッターボタンはタッチパネル上ではなくハードウェアで実装している。

 

HD(1,280×720ドット)画質でのMPEG-4動画撮影 左側にあるボタンがシャッター 撮影した動画や、録画したワンセグ、購入した音楽などをまとめて管理する「コンテンツ」アプリ

 「AQUOSブルーレイ連携」にも対応。従来のシャープ製携帯電話と同様に、AQUOSブルーレイで録画した番組をIS03で持ち出して視聴できる。外部メモリはmicroSD/SDHCカードに対応し、最大32GBまでサポートする。microUSB端子も備える。

 アプリはAndroidマーケットから購入/ダウンロード可能。KDDIのおすすめアプリがダウンロードできる「au one Market」にも対応している。アプリをダウンロードできる数は10ページ分(120個)が上限となる。

 キーボードはテンキーとQWERTYキーの両方が表示可能。IMEは、OS標準の「Androidキーボード」に加え、「iWnn IME-SH edition」(オムロン製)を採用。iWnn IME利用時は、タッチ後に指を上下左右方向にスライドさせることで素早く入力できるフリックが可能となっている。メールはEメール/Cメールのほか、デコレーションメールにも対応する。

 

テンキー表示時。フリック入力に対応する 縦画面でのフルキー表示 横画面でのフルキー表示

 BluetoothはVer.2.1 +EDR準拠で、A2DP/AVRCPなどのプロファイルに対応。なお、外部キーボード用のHIDプロファイルはサポートしない。そのほかの機能として、赤外線通信、au one ナビウォーク、ブログアップツール、歩数計、名刺リーダー、テキストリーダーなども備える。

 おサイフケータイのFeliCaに対応。11月下旬よりイオンのモバイルWAONや、ぐるなび、ビックカメラ、ヨドバシカメラで利用可能になる予定。さらに、12月以降はQUICKPayや、nanaco、ANA、JAL、マクドナルド、モバイルSuica、Edyにも対応予定としている。

 バッテリは容量1,020mAhで、交換も可能。連続通話時間は約230分/待受時間は約200時間(いずれも暫定値)。外形寸法は約121×63×12.6〜13.3o(縦×横×厚さ)、重量は約138g(暫定値)。

 

そのほかのアプリ。歩数計や名刺リーダー mixiやtwitterなどソーシャル系アプリも 楽曲の購入は、レコチョクやmoraのアプリから行なう

 


■ “1台持ち”にこだわり。18日にも新端末発表、“禁断のアプリ”も

 

シャープの大畠昌巳氏
 今回の発表会は、携帯電話端末では異例となるキャリアとメーカーの「共同新商品発表会」という形で行なわれた。登壇したシャープ執行役員 情報通信事業統轄 兼 通信システム事業本部長の大畠昌巳氏は、これまでの携帯電話について「カラー液晶やカメラ付き、ソーラーなど革新的なものを創出してきた。5年連続でシェアNo.1を獲得していることは、ユーザー目線でニーズを半歩先取りする形で商品化してきた結果」と述べた。

 新製品のIS03については「スマートフォンの市場が拡大する中で、これまでの携帯電話のユーザーを分析して、フィットした進化を施して提供するため、モバイル機器にこれまでのものづくりのDNAの粋を集めた」と自信を見せた。IS03では、カメラ機能でハードウェアのシャッターボタンを採用しているが、これについて「最初は(他のスマートフォンのように)タッチパネルでシャッターを押す仕様だったが、『カメラにこだわるならボタンは必要だろう』と変更した。これからもユーザー目線にあった、日本人が求める最良のスマートフォンを創出し続けたい」と述べた。


KDDIの田中孝司専務
 KDDIの代表取締役執行役員専務 田中孝司氏は、「auの本気度を示すメッセージ」として、新製品に「Android au」というサブブランドを冠して展開することを説明。IS03はその第1弾と位置付けている。

 田中氏は米国でAndroid端末がiPhoneに比べ伸びているというNielsenの調査や、世界の携帯電話のプラットフォーム市場で2010年中にAndroidが2位になる(1位はSymbian)というGartnerの予測をもとに、これまでスマートフォンで遅れを取ったとされているauが「Android auで反転攻勢に出る」と宣言した。

 IS03は、ワンセグや、FeliCa、赤外線通信など日本のケータイユーザーに馴染みのある機能をスマートフォンにも採用していることについて、「(従来のスマートフォンのように)携帯電話を2台持つのはもう我慢ができないのではないでしょうか。今回は『1台持ち』にこだわって、何が必要かを詳細に調査した」と述べた。

 さらに、田中氏は10月18日にも新しいスマートフォン端末やフィーチャーフォン(スマートフォンではない従来の携帯電話端末)を発表することを明らかにした。詳細については触れられなかったが、「中にどういったアプリが入っているかということが皆さんの関心事だと思うが、“禁断のアプリケーション”も合わせて発表したい」と謎めいた言葉も残した。

 

AndroidとiOSの比較(NielsenとGartnerの調査) Android auの第1弾と位置付けられている 10月18日に新たなスマートフォンや「禁断のアプリ」を発表するという

 


(2010年 10月 4日)

[ AV Watch編集部 中林暁]