JVA、2010年8月のビデオソフト売上速報を発表

　日本映像ソフト協会(JVA)は5日、2010年8月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比120.5%の207億3,600万円で、前年同月を上回った。売上本数は同118.4%の683万9,000枚。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比203.6%の40億2,400万円と、高い伸びを続けている。BDビデオのビデオソフト全体における金額構成比は19.4%。数量は同263.5%の108万1,000枚で、数量の構成比は15.8%。なお、Blu-rayとDVDのコンボ作品については、BDにカウントされている。

　BDソフトの内訳は、販売用の売上額が前年同月比194.4%の37億8,500万円、数量は同240.8%の96万3,000枚。レンタル店用は売上額が同813.8%の2億3,600万円、数量が同1,154.0%の11万7,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比110.0%の167億800万円。数量は同107.8%の575万6,000枚と増加した。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDの売上額が前年同月比120.6%の106億9,100万円、数量は114.3%の326万9,000枚。レンタル店用は売上額が同94.5%の59億2,800万円、数量は同96.6%の240万300枚。

　2010年8月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比205.7%の144タイトル、レンタルは同200.0%の10タイトル。新作DVDは販売用が同97.8%の568タイトル、レンタルは同62.9%の409タイトルとなっている。

　DVDとBDを加算し、販売用とレンタル店用を見ると、販売用が144億7,600万円で前年同月比133.9%と伸長した。「販売用」全体におけるBDの割合は26.1%。