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DUNU、カーボンファイバー振動板でブラックウォルナットハウジングの開放型ヘッドフォン「卯 MORTISE」

卯 MORTISE

サウンドアースは、DUNUブランドの開放型ヘッドフォン「卯 MORTISE」を4月30日に発売する。価格は72,800円。

開放型設計により、内部反射や定在波を抑え、伸びやかで自然な音の広がりを実現。「音場の広がりと奥行きを高め、定位は明瞭かつ自然で、開放感のある空間表現を可能にした」という。

ユニットは、極薄のカーボンファイバー振動板を使った、50mmフルレンジダイナミックドライバー。N52ネオジムマグネットによる高磁束密度の磁気回路と組み合わせ、力強い駆動力と優れた過渡応答を実現した。

さらに、軽量かつ高剛性のカーボンファイバー複合振動板により分割振動を抑制し、応答速度を向上。W字形エッジ構造とフレキシブル独立サスペンションにより、振幅のリニアリティを高め、歪みを低減している。

カーボンファイバー素材により、薄く、軽量ながら、高い構造強度を維持。高速振動時における変形や歪みを抑制している。

従来の振動板では高域において分割振動が発生しやすく、音の純度に影響を及ぼすことがあるが、カーボンファイバー複合振動板はより高い周波数帯域においても安定した振動状態を維持でき、微細な音の再現性を高めるほか、適度な内部損失特性により不要な共振を効果的に吸収する。

振動板をW字形構造にすることで、振動板全体の剛性バランスを高めると共に、振動エネルギーの伝達経路を最適化。より均一な振動分布と低い構造共振を実現し、高域における安定した再現性と滑らかな帯域のつながりを確保している。

独立したサスペンション設計により、振動板の大振幅時においても安定した復元力を発揮。過渡特性およびダイナミクス表現を向上させた。

ハウジングには、北米産ブラックウォルナット無垢材を使用。自然な木目と温かみのある風合い、落ち着いた色調を実現している。

これに、精密加工と安定化処理を施すことで、優れた内部損失特性と共振制御性能を確保。不要な高域のざらつきや構造振動を適度に吸収し、中低域の自然な減衰特性を整える効果があるとのこと。

音のチューニングの方向性は、「温かく厚みのある音作り全体は温かみと豊かさを基調とし、ボーカルは密度感と質感を伴って自然に定位。低域は十分な伸びと弾力を備え、高域は滑らかに広がりつつ歯擦音を抑制。解像度と聴き心地を両立した」という。

ヘッドバンドは、サスペンション構造により、頭の形に沿って自然に調整。頭頂部への圧力を分散し、記憶弾性鋼の適度な加重により安定した装着感を維持しつつ、圧迫感を軽減している。

イヤーパッドには高反発メモリーフォームと非対称人体工学デザインを採用。顔の曲面に沿ったフィット感と密閉性を最適化している。

ケーブルには高純度単結晶銅導体を採用し、ナイロン製振動吸収層で包み込むことで、信号伝送ロスや干渉を低減。Q-Lock Mini着脱式プラグを搭載し、入力プラグは3.5mm、および4.4mmバランスプラグも付属。3.5→6.35mm変換アダプターも同梱。収納ポーチも付属する。

重量は約325g、再生周波数特性は5Hz~40kHz。感度は98dB/mW(@1kHz)、113dB/Vrms(@1kHz)。インピーダンスは38Ω。