パナソニック、実売1万円の密閉型ヘッドフォン「RP-HX700」
-デザインにもこだわり。カジュアルな「RP-HB400」も
パナソニックは、アウトドア利用を想定した密閉型ヘッドフォン2機種を11月19日に発売する。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は、高級タイプの「RP-HX700」が1万円前後、ストリート系カジュアルデザインの「RP-HB400」が4,000円前後。
カラーはHX700がK(ブラック)、W(ホワイト)、R(レッド)。「HB400」がK(ブラック)、W(ホワイト)、D(オレンジ)。
「RP-HX700」。カラーはK(ブラック)、W(ホワイト)、R(レッド) |
「RP-HX700」は、9月に発売したアクティブノイズキャンセリング(NC)機能を備えた「RP-HC700」(実売2万円前後)のデザインや音質を踏襲しながら、NC機能を省いたモデル。
「ファッション性を重視しながら音にこだわった」というモデルで、ハウジング部は真空蒸着の上にグラデーション塗装を施している。また、折りたたみ式のスイーベル機構を採用し、可搬性にも優れている。
ドライバユニットはバイオセルロース振動板を採用した40mm径。高剛性かつ軽量化を実現し、音の追従性が向上したという。
「RP-HB400」。カラーはK(ブラック)、W(ホワイト)、D(オレンジ) |
「RP-HB400」はストリート系ファッションアイテムとして、若年層をメインターゲットにしたモデル。
音の傾向は低音を重視しており、40mm径ユニットを搭載。振動板の動きを制御する音抜き穴と不織布でできた音響フィルタの特性を見直し、振動板の前後のバランスを調整。豊かな低音を再生するという“Tuned Bass”を採用している。また、ハウジングが反転する片耳モニター機構と90度スイーベル機構も備えている。
2機種の主な仕様は下表の通り。
モデル名 | RP-HX700 | RP-HB400 |
ユニット口径 | バイオセルロース振動板 40mm径 | 40mm径 |
インピーダンス | 32Ω | |
音圧感度 | 95dB/mW | 102dB/mW |
最大入力 | 1,000mW | |
再生周波数帯域 | 10Hz~30kHz | 10Hz~27kHz |
ケーブルの長さ | 約1.2m | |
入力プラグ | ステレオミニL型 24K金メッキ仕上げ | ステレオミニストレート型 24K金メッキ仕上げ |
重量 (ケーブル除く) | 約178g | 約135g |
(2010年 10月 25日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]