ジャッキー映画を連日上映する「成龍映画祭」開幕

-リメイク版「ベスト・キッド」BD/DVD発売開始


ジャッキーが出演しているリメイク版の「ベスト・キッド」のBD/DVDは、SPEより1月12日に発売されている

 世界的アクションスターのジャッキー・チェン。'71年の「広東小老虎/The Little Tiger Canton」(日本未公開)で映画に初出演してから40周年、'80年の「バトルクリーク・ブロー」でハリウッドに進出して約30年となるのを記念し、ジャッキーの関連映画を1月13日~15日までの連日、2作品ずつ上映する「成龍映画祭」が開幕した。

 初日となる13日には、“ジャッキーの全盛期を知らない若者代表”として、グラビアアイドルの原幹恵さんが登場。ジャッキーの魅力を良く知る映画評論家・宇田川幸洋さんから、彼の偉大さを学ぶトークショーイベントが開催された。

 なお、既報の通り、ジャッキーが出演しているリメイク版の「ベスト・キッド」のBD(BRL-80112/3,990円)/DVD(TSDD-80112/3,480円)は、SPEより1月12日に発売されており、イベントでも原さんが発売をアピールした。



原さんは成龍祭に合わせて、深紅のチャイナドレスで登壇。会場から拍手を浴びた

 今回の上映ラインナップは「ベスト・キッド」、「ダブル・ミッション」、「酔拳2」、「ドラゴン・キングダム」、「クレージーモンキー 笑拳」、「ポリス・ストーリー/香港国際警察」。ラインナップについて宇田川氏は、「すごくいいと思います。最新作から、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』も網羅されていて、満足できますね」と語った。

 “全盛期を知らない若者代表”として登壇した原さん。ジャッキーについては、「詳しくは知りませんが、もちろん知っていますよ。最近だとベスト・キッドを見ましたし、アクションを使った作品に出たことがあり、その参考にさせていただきました」という。

 初めてみたジャッキーの映画は「プロジェクトA」とのことで、「とても衝撃を受けた」と振り返る。

 宇田川さんはそんな原さんに、自身が好きな作品を解説したり、'80年代、'90年代の世間の反応話など、秘話を交えて熱く紹介。さらに、ジャッキーのリアルアクションシーンとして、ファンの間で語り草になっている、「プロジェクトA」での時計台落下スタントや、「ポリス・ストーリー」での、傘でバスに掴まるシーンや、デパートで電飾のポールを滑り降りる映像も上映された。

 宇田川さんは、「時計台のシーンは、何度も撮っているし、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』のシーンはジャッキーも大好きなシーンですよね」と解説。原さんは、「本当にすごいですよね。あんなに痛そうなのを何度もやるなんて」と改めて驚いていた。

 そんな原さんは、「肉体派のジャッキーをどう思うか?」と問われると、「素敵です。汗にドキドキしますよ。あの目を見ているとキュンキュンしますね。共演できるチャンスがあれば、ぜひお願いしたいです」と返答。すっかりジャッキーの虜になっていた。

 会場では、ジャッキーのサイン入りグッズなどのプレミアグッズ抽選会も開催。最後には、次回作の撮影のために来日を見送ることになったジャッキー本人からのビデオレターが上映され、会場は一気に熱を帯びた。


(2011年 1月 14日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]