ラディウス、DDM方式のイヤフォン最上位機「W n°2」
-同軸ユニットを採用。実売25,000円。
W n°2 |
ラディウスは、独自の「DDM」方式を採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン最上位モデル「W n°2(ドブルベ ヌメロドゥ:型番HP-TWF21K)」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。
独自の同軸ユニットDDM(Dual Diaphram Martix)方式を採用した同社ヘッドフォン「ドブルベ」の上位モデル。従来の「HP-TWF11」から、ハウジングの形状見直しなどにより、低域のスピード感などを改善した。
ドブルベは、ウーファユニットとツイータユニットを同軸上に配列したDDM方式が特徴で、ウーファが15mm径、ツイータが7mm径。ダイナミック型ドライバをベースにしているため、2つの振動板が再生する音域の重なる部分が広く、音に印象的な厚みを持たせることができるとする。また、ハウジング部分に空間を設けることで、独自の立体感や臨場感を実現したという。
ハウジングから伸びる音声ポートにより、装着感を高めるとともに、遮蔽性も向上。漆をイメージした光沢ブラックを基調に、ヘッドにゴールドのメッキを組み合わせた蒔絵を施したようなカラーリングを採用。Wのマークをワンポイントであしらっている。
再生周波数帯域は10Hz~20kHz。出力音圧レベルは107dB/mW。最大入力は20mW。インピーダンスは24Ω。ケーブルはナイロン製で、ケーブル長は120cm。プラグは金メッキ処理のステレオミニ。重量は約7.3g。S/M/Lの3種類のイヤーピースや、ケーブルワインダー、収納ケース、クリーニングクロスなどが付属する。
W n°2 | DDMドライバユニットの分解図 |
(2011年 2月 25日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]