「ノエイン」と「巌窟王」がBlu-ray BOX化

-全24話収録で各約35,000円。新特典も用意


ノエイン もうひとりの君へ
※ジャケットとは異なります(C) 2005 赤根和樹・サテライト/ノエイン製作委員会

 アニメ「ノエイン もうひとりの君へ」と「巌窟王」がBlu-ray Disc BOX化される。発売日はどちらも8月24日。価格は「ノエイン」が36,750円、「巌窟王」が33,600円。

 「ノエイン」の発売元はショウゲート、販売元はメディアファクトリー。「巌窟王」の発売/販売元はメディアファクトリー。


タイトル仕様音声品番価格
ノエイン もうひとりの君へ Blu-ray BOX片面2層BD×4
サントラCD×2
本編約600分
MPEG-4 AVC
16:9
1080p
(一部特典1080i)
(1)リニアPCMステレオ
(2)コメンタリ
ZMAZ-731536,750円
巌窟王 Blu-ray BOX片面2層BD×4
本編約600分
MPEG-4 AVC
16:9
(特典一部4:3)
1080p
(一部特典1080i)
(1)リニアPCMステレオZMAZ-731633,600円



■ノエイン もうひとりの君へ Blu-ray BOX

 片面2層BD 4枚に、特典CD 2枚を加えたBOX。映像は「最新鋭のHDリマスタリング技術を採用し、迫真のバトルシーンが、CGと手描きアニメのシームレスな映像の数々が最新技術で鮮やかに甦る」という。

 本編ディスク4枚に、全24話を収録。本編の収録時間は約600分となる。特典映像として、函館紀行、インタビュー映像、「NOEIN ART EDITION」、プロモーション映像、ノンテロップOP&ED、CMクリップ集を収録。24話のみ、オーディオコメンタリーも収録する。

 ディスクはピクチャーレーベルで、デジスタック仕様 。新たに作られた、40ページの「ノエイン完全解説読本」も同梱する。ケースには岸田隆宏描き下ろしイラストが使われる。

 さらに、オープニング/エンディング(どちらもテレビサイズ)も含む、オリジナルサントラCDを2枚同梱。

 函館に暮らす少女ハルカは、教会の尖塔の上に青く光る雪に包まれた男を目撃する。男の正体は15年後の世界のひとつ、“ラクリマ時空界”からやってきた竜騎兵「カラス」。彼はハルカの幼馴染・ユウの成人した姿だった。

 15年後の世界、そこでは高度な科学力で人類の世界を保とうとする“ラクリマ時空界”と、全時空の消滅を図る“シャングリラ時空界”の激しい戦いが繰り広げられていた。圧倒的な力を誇るシャングリラの攻撃にラクリマが耐えきれなくなるのは時間の問題。シャングリラの侵攻を止める“鍵”=「龍のトルク」の存在を探りあてたラクリマ司令部は、それを捕獲すべく15年前の世界にカラスたち竜騎兵を送り込むのだった。

 ハルカ12歳の夏休み。受験勉強に追われ、ふさぎ込むユウにハルカは「家出するなら一緒にいってあげるよ」と伝える。そんな二人の前に再び青く光る雪が舞い、カラスが現れた……。



■巌窟王 Blu-ray BOX

 片面2層BD 4枚に、全24話を収録。本編の総収録時間は約600分。「最新鋭のHDリマスタリング技術を採用し、OA当初から話題になったテクスチャー・CGを駆使した耽美的で、豪華絢爛な映像が、思わず涙するドラマチックなシーンが、最新技術で鮮やかに蘇る」という。

 特典映像として、ノンテロップオープニング/エンディング、番宣&DVD-CM、DVD-BOX CMなどを収録。さらに、新規映像も収録予定。ディスクはピクチャーレーベル仕様で、松原秀典描き下ろしインナージャケットを採用。前田真宏描き下ろしの、豪華BOXも付属するという。

 「青の6号」などを手がける前田真宏監督の作品。アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「モンテ・クリスト伯」を原作としており、2004年にテレビ放送された。

 パリの貴族の家に生まれたアルベールは、退屈な日常を脱するために、親友のフランツと旅に出た。月面都市ルナで出会ったのは、モンテ・クリスト伯爵という大富豪。傍らには絶世の美女、後ろには屈強な部下を従え、ルナ一番の高級ホテルで優雅に暮らすその姿。

 伯爵のミステリアスな魅力にすっかり心酔したアルベールは、伯爵をパリの社交界へ迎え入れる。しかし、アルベールはまだ知らない。伯爵の真の目的は、その昔、自分に無実の罪を着せ、フィアンセを奪ったアルベールの父と、フィアンセであった母への復讐であることを。そして、その間に生まれた自分自身も、復讐の標的であるということを……。

 斬新かつ重厚な物語と共に、登場キャラクターの服装や髪などに大胆なテクスチャを用いた映像美も話題となった作品。



(2011年 5月 11日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]