マスタードシード、フルHD対応ビデオキャプチャカード

-HDMI/コンポーネントからAVC記録。実売2万円


Colossus

 マスタードシードは、米Hauppauge製のフルHD対応ビデオキャプチャカード「Colossus(コロッサス)」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7。7のみ64bit版にも対応する。

 PCI Express x1接続のビデオキャプチャカードで、映像入力はHDMIとコンポーネントに対応。対応解像度は480i/p、1080i、720p。エンコーダはハードウェアで、記録フォーマットはAVCHD(.TS、.M2TS)、MPEG-4(.MP4)。入力信号の解像度を変更せずに記録する。

 音声入力はHDMI音声のほか、光デジタルとアナログに対応。PCM音声はAAC 2chで記録。ドルビーデジタル(AC3)は5.1chの場合は5.1ch、2chは2chのままで記録。

 コンポーネントと光デジタル/アナログ音声のパススルー出力にも対応。なお、入出力端子のうちコンポーネントとアナログ音声については、付属のブレイクアウトケーブルを使用する。また、別途変換コネクタなどを使用することでS映像やコンポジットの入力にも対応可能。

 バンドルソフトの「Hauppauge WinTV v7」は、CATVなどのSTBと組み合わせて、テレビの視聴/予約録画が可能。また、「Arcsoft ShowBiz」はビデオキャプチャ/編集/出力に対応したオーサリングソフトで、YouTubeアップロードなども行なえる。そのほか、リモコンや、IRケーブルも付属する。

HDMI端子を装備コンポーネント/アナログ音声入出力にはブレイクアウトケーブルを使用する。パッケージ


(2011年 5月 23日)

[AV Watch編集部 中林暁]