5月の地デジ受信機普及台数は288万台。NHK発表

-累計1億1,404万台。CATVデジアナ変換は大幅減


 日本放送協会(NHK)は6日、2011年5月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表した。地上デジタル受信機の5月の普及台数は約288万台。累計普及台数は約1億1,404万台となり、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約321万台/4月末の数値)を合わせると、約1億1,725万台。

 ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴しているのは約75万世帯で、4月の約123万世帯から大幅に減少した。理由についてNHKは「4月1日のNHK BSデジタル再編のタイミングに合わせて、大手CATV会社がデジアナ変換を終了した」と説明している。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約7,487万台(約160万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約2,759万台(約115万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約1,086万台(約13万台増)。

 BSデジタル放送受信機は約227万台増加の約1億963万台。BSデジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約7,304万台(約155万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約2,387万台(約59万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約1,086万台(約13万台増)。



(2011年 6月 6日)

[AV Watch編集部 中林暁]