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Apple、音楽/AppsをiOS機器間で共有する「iCloud」

−今秋開始。写真やメールも10台までの機器で共有


iCloudで複数デバイス間で音楽データを同期

 アップルは7日、クラウドベースのサービス「iCloud」を発表。今秋からスタートする。iTunes Storeで購入したAppsや音楽、Keynoteで作成したドキュメントなどを、iOSデバイスやMac、PC間で自動同期/共有が可能になる。

 iTunesで購入した音楽や、App Storeで購入したアプリやiBookStoreで購入した電子書籍、ドキュメント、写真などのデータを、無線LANネットワークを通じてクラウドサーバーに自動でアップロード。MacやPC、iPhone、iPad、iPod touchなどの最大10台のiOSデバイスからシームレスにアクセス可能にするもの。

 例えば、iPhoneなどで撮影した写真が、ワイヤレスでクラウド上のサーバーにアップロードされ、他のデバイスへの転送や同期を意識せずに、様々なデバイスから利用可能になる。

 iCloudには、従来のMobile Meの各機能(連絡先、カレンダー、メール)のほか、App StoreやiBookStoreで購入したアプリや電子書籍、iTunesで購入した音楽やカメラロール(撮影した写真、ビデオ)などが自動でバックアップされ、最大10台のiOSデバイスで共有できる。

 iCloudでは、iCloud Storage APIを使って生成されたあらゆるドキュメントも蓄積。PagesやNumbers、Keynoteなどのアプリで作成したデータやメールが5GBまで無料でバックアップできる。なお、この5GBにはiTunes Storeで購入した音楽やApps、書籍などの容量は含まない。有償で容量の拡張も行なえ、詳細については今秋案内するとしている。

写真も同期

 また、Photo Streamと呼ばれる機能については、容量5GBの対象外となっている。iPhoneなどで撮影した画像をクラウドサーバーを介して、iOSデバイスなどで同期するものだが、1,000枚まで/30日以内に撮影した写真を、サーバー経由で同期。それ以上のファイルは、MacやPCで保存する必要がある。

 さらに、米国内ではiTunes Matchと呼ばれる新サービスを今秋実施。iTunesでの購入楽曲でなく、リッピングしてiTunesに取り込んだ楽曲について、クラウド上でマッチングし、256kbpsのAACファイルとして各デバイス間で共有可能にする。約1,800万曲のデータが用意されているが、クラウド上で照合できない場合はクラウド側に曲をアップロードできるという。iTunes Matchの利用料は年間24.99ドル。

音楽、写真、ドキュメントなどさまざまなコンテンツを複数デバイス間で自動同期する

(2011年 6月 7日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]