プラネックス、PC画面をTVに無線出力するアダプタ

-実売10,500円。フルHD AVC伝送するシアターモードも


MZK-WD300DH

 プラネックスコミュニケーションズは、パソコンの画面をリビングのテレビなどに出力できるワイヤレスディスプレイアダプタ「MZK-WD300DH」を7月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10,500円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 USB接続の無線アダプタと、HDMI出力を備えたレシーバー部で構成されるワイヤレスディスプレイシステム。パソコンの画面を液晶テレビに出力できる。アダプタとレシーバーの間はIEEE 802.11a/nの無線LANで接続する。

 画面をそのままテレビに出力する「ミラーモード」のほか、パソコンに保存した動画をレシーバーユニットでリアルタイムデコードする「シアターモード」を搭載する。

 ミラーモードの場合は、解像度が最大1,280×720ドット、フレームレートが5/25fpsでコーデックはMPEG-2。一方、シアターモードでは、最高1,920×1,080ドットまで対応し、MPEG-4 AVC/H.264やMPEG-2/4、WMV9映像をそのまま伝送し、レシーバー側でデコード/出力する。音声は2chのリニアPCM。

 パソコンには専用のアプリケーションのインストールが必要。レシーバにはHDMIを装備し、テレビにHDMI出力できる。


(2011年 6月 24日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]