三菱、22型のBD/HDDレコーダ内蔵液晶テレビ

-前面ディスクトレイを採用。実売11万円


LCD-22BLR500

 三菱電機は、液晶テレビ「REAL」の新モデルとして、500GB HDDとBlu-rayレコーダ機能の両方を搭載した22型「LCD-22BLR500」を7月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。愛称は「らく楽録画テレビREAL」。

 BD/HDDレコーダ機能を搭載し、「録る」、「見る」、「残す」が可能なオールインワン液晶テレビ。テレビやレコーダの接続などが不要で、配線はアンテナ線と電源ケーブルのみで完結する点が特徴。前面ディスクトレイを採用するため、ディスクの出し入れも簡単に行なえるという。

 22型/1,366×768ドットパネルを搭載。倍速駆動には対応しない。バックライトはLED。画面回りやスタンド上面には、ヘアライン加工を採用し、上質なデザインに仕上げた。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルを各2系統装備し、アナログチューナは装備しない。2番組の同時録画に対応するほか、MPEG-4 AVC/H.264に圧縮し、最長12倍の長時間録画に対応。AVCの録画モードはDRのほか、AF、AN、AE(12倍)モードを用意する。また、DVD記録用のXP/SP/LP/EPモードも備えている。

 録画番組のBD書き出しや、BD-R/REへの直接録画も可能で、AVCRECにも対応。HDDへの2番組同時録画中のBD-ROM再生も行なえる。

 EPGはフリーワード検索に対応。ユーザーの録画/再生履歴を学習し、自動的に録画を行なう「おすすめ自動録画」や、番組をHDDに予約録画する際に、映像や音の切り替わりを認識し、自動でチャプタを付与する「おすすめ自動チャプター」も搭載。見どころだけを自動再生する「見どころ再生」や、シーン検索機能も備えている。

 スカパー! HDチューナからの録画予約を行なう「スカパー! HD録画」にも対応。また、EPGの番組タイトルや内容を読み上げる「しゃべるテレビ」やおすすめ音量、声はっきり、明るさや視聴者の年代にあわせて画面の輝度や色を補正する「ECO画質モード」も搭載する。


グット楽リモコン

 SDメモリーカードやUSB端子も装備し、AVCHD形式のビデオなどを再生可能。i.LINKを装備し、CATV用STBからの録画にも対応する。

 スピーカー出力は、3W×2ch。入力端子はHDMI×2、コンポジット×2、S映像×1、アナログ音声×2。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1、ヘッドフォン×1.Ethernetも装備し、アクトビラやTSUTAYA TVなどのネットワークサービスに対応する。

 オートターンは備えていないが、上下のチルト機能を装備する。消費電力や外形寸法、重量などは未定。よく使う「予約」、「見る」、「残す」の大型ボタンを配置した「グット楽リモコン」が付属する。



(2011年 6月 27日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]