ロジテック、apt-X、AAC対応のBluetoothヘッドフォン

-「LBT-OH02」。単体レシーバやイヤフォン付も


ワイヤレスヘッドフォン「LBT-OH02」のブラックモデル

 ロジテックは、Bluetooth対応製品として、apt-X、AAC対応のワイヤレスヘッドフォン「LBT-OH02」を8月上旬に発売する。さらに、単体レシーバ「LBT-AR300」、SBCのみ対応のレシーバとカナル型(耳栓型)イヤフォンのセット「LBT-HP300」も8月下旬に発売する。価格は全てオープンプライス。直販サイトでの価格は「LBT-OH02」が7,980円、「LBT-AR300」が7,680円、「LBT-HP300」が4,980円。




■LBT-OH02

 Bluetooth 2.1+EDRに準拠したオーバーヘッドタイプのヘッドフォン。カラーはブラック(BK)、ピンク(PN)、ホワイト(WH)。

ホワイトモデルピンクモデル

 Bluetooth送信対応のポータブルプレーヤーや携帯電話の再生音をワイヤレスで聴く事ができる。通信最大半径は10m。従来のSBCコーデックに加え、apt-Xコーデックにも対応。送信側が対応していれば、高音質・低遅延な再生が可能。さらに、AACコーデックにも対応。iOS 4.3.1以降のiPhoneやiPadなどのiOS機器と組み合わせて、高音質な再生ができるという。

 プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCPに対応。マイクも内蔵し、ハンズフリー通話ができるほか、AVRCP対応のポータブルプレーヤーを、ヘッドフォン側から制御する事も可能。操作パネルはハウジングに備えている。また、著作権保護機能のSCMS-Tにも対応。ワンセグ放送の音声などを、対応携帯電話などから受信して再生する事もできる。

 周波数特性は20Hz~20kHz。ヘッドフォンはダイナミック型ドライバ採用。リチウムポリマーバッテリも内蔵。連続再生時間はSBCが約10時間、AACが約10時間、apt-Xが約5時間。連続通話は約11時間で、連続待ち受けは約250時間。充電はUSB経由で行ない、USB-ACアダプタも同梱する。ヘッドフォンは折りたたみも可能。重量は約105g。



■LBT-AR300

 「LBT-AR300シリーズ」はBluetooth 3.0に準拠。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色。通信最大半径は10m。前述のヘッドフォンと同様にSBCと、apt-X、AACコーデックに対応する。ステレオミニの出力を備えた単体のレシーバで、ユーザーが好きなイヤフォン、ヘッドフォンを接続できる。

ブラックモデルホワイトモデル

 プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCPに対応。マイクを内蔵してハンズフリー通話が行えるほか、接続したプレーヤーを操作する事もできる。また、SCMS-Tにも対応する。

 内蔵バッテリはリチウムポリマー充電池で、連続動作時間はSBC利用時で7.5時間、AACで9.5時間、apt-Xで6.5時間(最大値目安)。充電はUSB経由で行なう。背面にクリップを搭載。外形寸法は67.6×16.2×15.2mm(縦×横×厚さ)。重量は約14g。



■LBT-HP300

 Bluetoothレシーバに、カナル型イヤフォンをあらかじめ装着したモデル。カラーはブラック(BK)、ホワイト(WH)、レッド(RD)の3色を用意する。

ブラックモデルホワイトモデルレッドモデル

 Bluetooth 2.1+EDRに準拠し、通信最大半径は10m。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP、AVRCP。コーデックはSBCのみサポートする。

 内蔵バッテリはリチウムポリマー充電池で、連続動作時間はSBC利用時で7.5時間。充電はUSB経由で行なう。外形寸法は67.6×16.2×15.2mm(縦×横×厚さ)。重量は約14g。本体背面にクリップを備えている。



(2011年 6月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]