BD/DVD「SUPERNATURAL VI」を中村獅童が分析

-「マスコミを成敗したい」。アニメ化も実現


ドラマのファンだという中村獅童さん

 ワーナー エンターテイメント ジャパン(ワーナー・ホーム・ビデオ)から、9月7日にBlu-ray/DVDが発売される海外ドラマ「SUPERNATURAL VI<シックス・シーズン>」。そのリリースを記念し、ドラマのファンだという中村獅童さんがゲストとして参加したスペシャルイベントが8月28日に開催された。

 この作品は、悪霊や悪魔と戦いを繰り広げるウィンチェスター兄弟を主人公にした、超常現象アクションドラマ。前シーズンで完結予定だったが、人気を受けて新たな展開での存続が決定。シックス・シーズンは新章として、魔王ルシファーとの闘いに終止符を打ち、世界の終末を食い止めた2人に、新たな敵が迫る。既報の通り、ドラマをベースに、日本のマッドハウスがアニメ版も制作している。

 なお、ドラマ版のシックス・シーズンは、9月7日にコンプリート・ボックスがBD(SDBY3105/22,600円)、DVD(SDY31053/20,600円)でリリース。どちらも1~22話を収録している。




■獅童さんが成敗したいものは?

 作品について獅童さんは、「海外ドラマ見始めると止まらなくなるので、芝居中は我慢して見ないようにしています。これは、悪霊ハンターっていう非常に非現実な設定ですが、見てるとどんどん引き込まれていって本当ににあるんじゃないかって思ってしまう。それぐらい引き込まれる世界観とストーリーが面白いです。不可思議な世界観がアメコミにも通じる部分がありますね」と、アメリカンコミックファンとしても知られる獅童ならではのコメント。

作品の魅力を分析

 主演の2人については、「男性目線から見ても、イケメンでかっこいい。世界中の女性でイケメンが嫌いな人はいないでしょう。お芝居を見ていてもこの2人がステキで素晴らしいので、ここが人気の秘密なんでしょうね。僕は街では30代~50代のおじさまにしか声を掛けられないから、うらやましいですね。最近兵隊役をやることが多いので、敬礼されることもありました」という。

 そんな獅童さん、“悪霊ハンターとして成敗したいなと思うものは?”という質問に対しては、「追跡してくるマスコミ」と返答。会場とマスコミの笑いを誘っていた。

 最後に作品の魅力について、「人気作は、“なぜ人気があるのか”という視点で見るようにしています。この作品は、主演2人がイケメンというのと、やはり世界観とストーリーが本当に素晴らしいからだと思いますね。もし、この作品に出演できるなら、アメリカ人にはできない日本人の“かっこいい悪魔”を演じたい」と言う。

 さらに、「日本のアニメーションは海外に行ってもよく褒められる。日本人として嬉しい。こういういい作品を見ると、皆さん達と力を合わせて、いい作品を作っていきたいなと思います。また、自分もいろんな枠を超え、みなさんに喜んで頂ける役者になりたいと思います。是非、皆さんも作品をご覧になって、世界観を体感して下さい」とアピールした。



(2011年 8月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]