iOS版「GarageBand」がiPhone/iPod touchにも対応

-Ver.1.1アップデート。AAC/AIFF出力など新機能も


iPhoneでの編集画面

 アップルは、iOS用の楽曲制作アプリ「GarageBand」を11月1日(米国時間)にアップデート。これまでのiPadに加え、iPhone/iPod touchでも利用できるようになった。

 対応OSはiOS 4.3以降で、iPhone 3GS/4/4S、第3世代以降のiPod touch、iPadで利用できる。アップデートは無償で、新規購入時の価格は450円。

 最新のVer.1.1は、iPhone/iPod touchでも使えるユニバーサルアプリとなったほか、3/4拍子と6/8拍子の追加、録音のクオンタイズにストレート/3連符/スウィングのオプションを追加。Smart Instrumentsではライブラリの中からカスタムコードを選ぶことが可能になり、好きな曲と合わせて演奏できる。さらに、書き出し時の設定にはAACと非圧縮AIFFが加えられた。新機能や改善点は下記の通り。


    ・ユニバーサルApp化され、iPad/iPhone/iPod touchで使用可能
    ・Smart Instrumentsでのカスタムコード作成
    ・3/4拍子と6/8拍子をサポート
    ・曲のキーを、元の録音データをトランスポーズすることなくリセット可能
    ・曲のトランスポーズを半音単位またはオクターブ単位で実行
    ・録音のクオンタイズに、ストレート/3連符/スウィングのオプションを追加
    ・オーディオ書き出し時の品質設定に、新たにAACとAIFF(非圧縮)を追加
    ・Smart Keyboardでアルペジエータを使用可能
    ・Touch Instrumentsでベロシティ設定を変更可能
    ・自動フェードアウト機能などの機能を追加し、オーディオの読み込み時のオプションを向上

 

キーボード画面ドラム画面


(2011年 11月 2日)

[AV Watch編集部 中林暁]