「ヤマト復活篇」のディレクターズカット版がBlu-ray化

-再構成/別エンディング収録。1月にレイトショー上映


宇宙戦艦ヤマト 復活篇 ディレクターズカット

ジャケットとは異なります
(c)2009 ヤマトスタジオ/「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」製作委員会

 2009年に公開されたアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」のディレクターズカット版が2012年3月23日にBlu-ray/DVD化される。価格はBD版が6,090円、DVD版が5,040円。発売元はセディックインターナショナル、販売元はバンダイビジュアル。

 2010年7月にBlu-ray/DVDも発売された「宇宙戦艦ヤマト復活篇」を故・西﨑義展監督の遺志により、新作カットを追加し再構成したもので、新作パートは30分以上におよび、オリジナルバージョンとは異なるエンディングを収録している。さらに、音響パートを完全リニューアル。効果音はテレビ版ヤマトのオリジナル音声を使用している。

 なお、2010年に発売されたオリジナル版(劇場上映版)のBD/DVDは、当初、別エンディングも収録予定としていたが、その後オリジナルのエンディングのみに仕様変更された経緯がある。

 ディレクターズカット版は、2012年1月28日より劇場でのレイトショー公開も決定。2012年1月28日(土)~2月3日(金)に、東京のシネマート新宿と、大阪のシネマート心斎橋で上映する。

 タイトル仕様音声品番価格
BD宇宙戦艦ヤマト 復活篇
ディレクターズカット
片面2層
約120分
MPEG-4 AVC
1080p
(一部1080i)
(1)日本語
 (DTS-HD Master Audio 5.1ch)
(2)日本語
 (リニアPCMサラウンド/一部ステレオ)
BCXA-04806,090円
DVD宇宙戦艦ヤマト 復活篇
ディレクターズカット
片面2層
約120分
16:9
ビスタ
(スクイーズ)
(1)日本語
 (ドルビーデジタル 5.1ch/一部ステレオ)
BCBA-43065,040円

 BD/DVDともに映像特典として「小林 誠×羽原信義 SPECIAL対談(仮)」やトレーラーを収録。また、小林誠による描き下ろしイラストを使用したアウターケースが付属する。

 宇宙戦艦ヤマトがアクエリアスの海に沈んで17年となる西暦2220年、地球人類は未曽有の危機に直面していた。太陽の300倍の質量を持ち、巨大な重力で光をも飲み込む移動性ブラックホールが刻々と地球に迫っていたのだ。

 地球連邦政府は移民船団を組織し、地球から2万7,000光年離れたサイラム恒星系アマールへの移民を決行するが、謎の大艦隊の攻撃で第一次、第二次船団が壊滅してしまう。古代進は第三次移民船団の護衛艦隊司令として、若いクルーたちとともに宇宙戦艦ヤマトに乗り込んだ。しかし、はるか宇宙のかなたには、地球人類の移住計画を阻止すべく、星間国家連合のSUS艦隊が待ち伏せていた……。



(2011年 11月 18日)

[AV Watch編集部 中林暁]