ソニーCSL、“レコーダ擬人化キャラ”のAndroidアプリ
-録画された番組を紹介する「萌家電」など
萌家電のトップ画面 |
ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は、ソニー製のBlu-ray Discレコーダと連携可能なアプリ「Kadecot(カデコ)」をAndroid Marketで無償公開した。Android 2.2以降に対応する。
Sony CSLが進めている、「スマートハウス」や「家電連携」の応用に関する公開実験用アプリ。無線LAN接続したスマートフォンと、LAN内にある対応レコーダが連動し、レコーダ内の番組紹介などをしてくれる。
機能は「萌家電」と「キャリモ」の2種類。「萌家電」は、BDレコーダを擬人化したというキャラクター「レイ」が登場し、録画した番組を一つ一つ紹介。「家の中に家電たちが擬人化したもう一つの家族のようなものがあり、小さな社会を営んでいるというようなもの。その人間関係の中から家電連携サービスが立ち現れていくようなものを目指す」としている。
「キャリモ」は、主人公「レイヨン」が、萌家電と同様にBDレコーダに録画されたコンテンツを一つ一つプレイヤーに紹介するほか、無線LANリモコンとして使えるボタンモードも利用できる。
レコーダを擬人化したキャラが、録画済みの番組を紹介してくれる | 「キャリモ」の画面 |
対応レコーダは、ソニーのBDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770T。なお、これらのレコーダが無くても動作を確認できるデモモードも用意している。同社が推奨するスマートフォンはXperia acro SO-02CとXperia acro IS11S、Xperia arc SO-01C。なお、Xperia ray/PLAYも動作検証済みとしている。
このアプリは、ソニーCSLのコンテンツ開発プラットフォーム「Kadecot」を使用。2012年にはキャラボイスにも対応予定。さらに、将来的には、ユーザーが自由にキャラクターを入れ替えたり、ストーリーを作ったりするツールも公開予定としている。
(2011年 12月 26日)
[AV Watch編集部 中林暁]