パナソニック、AVCHD/60pなどフルHD動画対応「LUMIX」

-GPS搭載の「TZ30」や、防水/防塵「FT4」など


 パナソニックは、デジタルカメラ「LUMIX」の新モデルとして、AVCHD Progressive/60pの動画撮影や光学20倍ズームに対応した「DMC-TZ30」を3月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

 TZ30の他にも、フルHD動画対応モデルを3機種発売。防水/防塵対応でGPSや気圧/高度計も搭載した「DMC-FT4」や、薄型筐体で光学10倍ズームの「DMC-SZ7」、タッチ液晶採用の「DMC-FX80」をラインナップする。発売日と店頭予想価格はSZ7が2月16日で3万円前後、FX80が2月16日で25,000円前後、FT4が3月8日で45,000円前後。



■ AVCHD Progressive対応の「DMC-TZ30」

DMC-TZ30

 1,920×1,080ドット/60pのAVCHD Progressive動画撮影に対応したデジタルカメラ。新構造の光学20倍ズームを搭載し、超解像のiA 40倍ズームに対応。GPS連動の地図機能も備えた「高画質旅カメラ」としている。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード。カラーはブラック(K)、レッド(R)
ホワイト(W)。

 動画撮影用に独立したRECボタンを搭載。歩き撮り時のブレを抑えるアクティブモードを搭載。風切りノイズを低減する「オート風音低減」や、ズームノイズキャンセルも搭載したことで、録りたい音を忠実に残せるという。ジオラマ風の動画などが撮れる「クリエイティブコントロール」にも対応。

 動画フォーマットはAVCHDとMP4に対応。AVCHDの記録モードは1,920×1,080/1,280×720ドット(いずれもセンサー出力60コマ/秒)の2種類で、MP4は1,920×1,080/1,280×720/640×480ドット(いずれもセンサー出力30コマ/秒)の3種類と、320×240ドット/220fpsのハイスピード動画のモードを用意する。内蔵マイクはステレオ。なお、AVCHD(GPH/PSH/GFS/FSH)とMP4の記録時間は最大29分59秒(MP4は4GBまで)。

 撮像素子は1/2.33型、総画素1,530万画素/有効1,410万画素のMOS。センサーの感度を向上させたほか、映像処理のヴィーナスエンジンに、エッジ部/平坦部を見分けて最適なノイズリダクションを行なう「3DNR技術」と、明部/暗部それぞれに合わせて処理する「マルチプロセスNR技術」を搭載して新高感度時のノイズを改善。静止画の単写にはNR効果の高い3DNR技術を、連写/動画にはスピード処理が可能な「マルチプロセスNR」を適用する。

 レンズはライカDC VARIO-ELMARで、35mm換算の焦点距離は24~480mm。超解像iAズームは40倍、EX光学ズーム(EZ)は最大42.2倍。デジタルズームは4倍。2枚の特殊低分散レンズ(EDレンズ)と3枚6面の非球面レンズを使用した新構造を採用して薄型化。広角24mm/光学20倍ズーム搭載で世界最薄ボディ(28.2mm)としている。また、レンズ表面には独自の新開発ナノサーフェスコーティングを施している。F値は3.3~6.4。感度はISO 100~3200(高感度モード時はISO 1600~6400)。

 同社一眼カメラと同様に、センサーのAFポイントを検知するフレームレートを上げたことでAFを約0.1秒まで高速化。液晶モニタは3型/タッチパネル対応で、液晶を使った「タッチでシャッター」、「タッチでオートフォーカス」もスピーディになったという。連写は10コマ/秒。

 GPS/地図表示機能は、約100万件(国内約6万件)の地名表示に対応。同梱DVDの「LUMIX Map Tool」に世界で90以上の国/地域の詳細地図データを収録。SDカードにコピーするとカメラで地図を表示させながら、周辺で撮影した写真を楽しめる。地図機能はタッチパネルで操作可能。

 本体にHDMIミニ出力と、AV出力/USB兼用端子を装備。付属バッテリでの静止画撮影枚数は約260枚。外形寸法は104.9×28.2×58.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約206g(バッテリ/メモリーカード含む)。



■ 防水/防塵モデルや薄型10倍ズームなど

 「DMC-FT4」、「DMC-SZ7」、「DMC-FX80」の3機種は、いずれもAVCHD/MP4のフルHD記録に対応する。いずれもセンサー出力は30pだが、FT4のAVCHDフルHD記録は60iとなる。

DMC-FT4DMC-SZ7DMC-FX80

 「DMC-FT4」はアウトドア向けのモデルで、12m防水(IPX8)、防塵(IP6X)に対応。GPSや方位計、気圧/高度(水深)計を搭載する。アクティブモード手ブレ補正も搭載。光学ズームは4.6倍で、超解像iAズームは9.3倍、EX光学ズームは9.1倍。外形寸法は103.5×26.5×64mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約197g(バッテリ/SDカード含む)。カラーはウルトラマリンブルー(A)、サンライズオレンジ(D)、プレシャスシルバー(S)。

 「DMC-SZ7」は、光学10倍/超解像iA 20倍/EX光学21.1倍ズームを搭載しながら、本体を21.1mmまで薄型化したことが特徴。AFは0.1秒。外形寸法は99×21×59.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約133g(バッテリ/SDカード含む)。カラーはブラック(K)、ピンク(P)、ブラウン(T)、ホワイト(W)。

 「DMC-FX80」は、3型のタッチ液晶を搭載し、タッチシャッターに対応。撮影後に、顔の部分にエステ/メイク効果を施せる「ビューティレタッチ」などの加工が行なえることが特徴。ズームは光学5倍/超解像iA 10倍/EX光学ズーム39.1倍。外形寸法は96.3×19.4×56mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約131g(バッテリ/SDカード含む)。カラーはアーバンブラック(K)、ロイヤルゴールド(N)、キャンディーピンク(P)、アイリスバイオレット(V)、キャンドルホワイト(W)。



(2012年 1月 31日)

[AV Watch編集部 中林暁]