RIAJ、2012年1月のレコード生産実績を発表

-CDアルバムが前年比130%と好調。レコード全体も120%


 日本レコード協会(RIAJ)は21日、2012年1月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比101%の1,686万1,000枚・巻、金額が同95%の170億4,200万円だった。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比81%の326万1,000枚、12cm CDアルバムは同118%の1,001万6,000枚、アナログディスクが4万4,000枚(同295%)、カセットテープは15万巻(同63%)。CDアルバムの生産額が前年同月比130%と好調で、全体のレコード生産額も同120%となっている

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比117%の4万枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比86%の329万1,000枚。


【2012年1月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計3,261
24%81%2,583
18%93%
12㎝ CDアルバム計10,016
74%118%11,441
80%130%
アナログディスク計44
0%295%2
0%9%
カセットテープ計150
1%63%119
1%63%
その他40
0%117%68
0%94%
合計13,510
100%105%14,213
100%120%

【2012年1月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD3,291
98%86%2,655
94%45%
テープ・その他60
2%312%174
6%225%
合計3,351
100%87%2,829
100%47%


(2012年 2月 21日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]